消防器具いろいろ
消防(しょうぼう)の機械器具(きかいきぐ)
消防隊(しょうぼうたい)はいろいろな機械器具(きかいきぐ)を使(つか)って活動(かつどう)します。
まずは代表的(だいひょうてき)なものから紹介(しょうかい)しましょう。
放水器具(ほうすいきぐ)
ポンプで圧力(あつりょく)をかけられた水(みず)は、ホースをつたって管鎗(かんそう)とよばれる筒(つつ)からはじきだされます。放水(ほうすい)の反動力(はんどうりょく)(出でる水(みず)に押(お)される力(ちから))が強(つよ)いので危険(きけん)なこともありますが、年々改良(ねんねんかいりょう)が進(すす)んで、安全(あんぜん)に放水(ほうすい)できるものに変(か)わってきました。 写真(しゃしん)をクリックして、水(みず)の出(だ)しかたをくらべてみましょう。
昔(むかし)から使(つか)われているタイプ
新(あたら)しいタイプ
油圧救助器具(ゆあつきゅうじょきぐ)
交通事故(こうつうじこ)でつぶれてしまった自動車(じどうしゃ)のドアなどをこじあけたり、すきまを広(ひろ)げたりして、車内(しゃない)にとじこめられている人(ひと)を救助(きゅうじょ)するための機械(きかい)です。スプレッダーは、アームの先端(せんたん)ですきまを広(ひろ)げたり、閉(と)じてつぶしたりします。カッターは、クワガタ虫(むし)のような刃(は)ではさんで切断(せつだん)します。
写真(しゃしん)をクリックして動(うご)きを見(み)てみましょう。
スプレッダー
カッター
テロ災害対策資機材(さいがいたいさくしきざい)
生物剤(せいぶつざい)や化学剤(かがくざい)などの劇毒物(げきどくぶつ)による災害(さいがい)に対(たい)し、主眼(しゅがん)である人命確保(じんめいかくほ)を着実(ちゃくじつ)に行(おこな)うための資機材(しきざい)です。
除染(じょせん)シャワーテント
化学剤(かがくざい)や生物剤(せいぶつざい)で汚染(おせん)されてしまった人(ひと)を温水(おんすい)で除染(洗浄)(じょせん(せんじょう)するためのテントです。
汚染(おせん)された排水(はいすい)は水中(すいちゅう)ポンプで汚水回収水槽(おせんかいしゅうすいそう)に移(うつ)され、除染薬剤(じょせんやくざい)で中和(ちゅうわ)・殺菌(さっきん)されます。
化学剤検知器(左)(かがくざいけんちき ひだり) 生物剤検知器(右)(せいぶつざいけんちき みぎ)
液体(えきたい)・粉末(ふんまつ)・ガスなど、さまざまな状態(じょうたい)にある劇毒物(げきどくぶつ)を検知(けんち)、測定(そくてい)する機器(きき)です。
この記事に関するお問い合わせ先
佐野市消防本部警防課
〒327-0844
栃木県佐野市富岡町1391
電話番号: 0283-23-9920 ファクス番号:0283-22-4441
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2019年12月03日