消防器具いろいろ

更新日:2019年12月03日

消防(しょうぼう)の機械器具(きかいきぐ)

消防隊(しょうぼうたい)はいろいろな機械器具(きかいきぐ)を使(つか)って活動(かつどう)します。
まずは代表的(だいひょうてき)なものから紹介(しょうかい)しましょう。

放水器具(ほうすいきぐ)

ポンプで圧力(あつりょく)をかけられた水(みず)は、ホースをつたって管鎗(かんそう)とよばれる筒(つつ)からはじきだされます。放水(ほうすい)の反動力(はんどうりょく)(出でる水(みず)に押(お)される力(ちから))が強(つよ)いので危険(きけん)なこともありますが、年々改良(ねんねんかいりょう)が進(すす)んで、安全(あんぜん)に放水(ほうすい)できるものに変(か)わってきました。 写真(しゃしん)をクリックして、水(みず)の出(だ)しかたをくらべてみましょう。

放水器具の写真1

昔(むかし)から使(つか)われているタイプ

放水器具2

新(あたら)しいタイプ

油圧救助器具(ゆあつきゅうじょきぐ)

交通事故(こうつうじこ)でつぶれてしまった自動車(じどうしゃ)のドアなどをこじあけたり、すきまを広(ひろ)げたりして、車内(しゃない)にとじこめられている人(ひと)を救助(きゅうじょ)するための機械(きかい)です。スプレッダーは、アームの先端(せんたん)ですきまを広(ひろ)げたり、閉(と)じてつぶしたりします。カッターは、クワガタ虫(むし)のような刃(は)ではさんで切断(せつだん)します。 
写真(しゃしん)をクリックして動(うご)きを見(み)てみましょう。

油圧救助器具の写真1

スプレッダー

油圧救助器具の写真2

カッター

テロ災害対策資機材(さいがいたいさくしきざい)

生物剤(せいぶつざい)や化学剤(かがくざい)などの劇毒物(げきどくぶつ)による災害(さいがい)に対(たい)し、主眼(しゅがん)である人命確保(じんめいかくほ)を着実(ちゃくじつ)に行(おこな)うための資機材(しきざい)です。 

災害対策資機材の写真1

除染(じょせん)シャワーテント

化学剤(かがくざい)や生物剤(せいぶつざい)で汚染(おせん)されてしまった人(ひと)を温水(おんすい)で除染(洗浄)(じょせん(せんじょう)するためのテントです。
汚染(おせん)された排水(はいすい)は水中(すいちゅう)ポンプで汚水回収水槽(おせんかいしゅうすいそう)に移(うつ)され、除染薬剤(じょせんやくざい)で中和(ちゅうわ)・殺菌(さっきん)されます。

災害対策資機材2

化学剤検知器(左)(かがくざいけんちき ひだり) 生物剤検知器(右)(せいぶつざいけんちき みぎ)

液体(えきたい)・粉末(ふんまつ)・ガスなど、さまざまな状態(じょうたい)にある劇毒物(げきどくぶつ)を検知(けんち)、測定(そくてい)する機器(きき)です。

この記事に関するお問い合わせ先

佐野市消防本部警防課

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栃木県佐野市富岡町1391
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