感震ブレーカーの設置について

更新日:2026年08月26日

東日本大震災や阪神淡路大震災で発生した火災の6割以上が電気に起因する火災と言われています。大地震時の電気火災を防ぐには、揺れを感知して自動的に電気を止める「感震ブレーカー」の設置が効果的です。

地震が引き起こす電気火災とは

地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した際に発生する火災のことです。

例1 電気ストーブの周辺に本や衣類などが散乱し、加熱され出火。

例2 転倒した家具により電気コードが損傷し、通電時にショートして出火。

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーは、設定以上の揺れを感知した時に電気を自動で止める機器です。
一般的なブレーカーは漏電には対応していますが、地震による火災対策には効力はありません。感震ブレーカーは、地震の揺れをセンサーが感知し、あらかじめ設定しておいた震度以上の場合に『配線用ブレーカー又は漏電ブレーカー等』を遮断する機器で、ご家庭に設置することで電気火災を防止することができます。

今備えよう。大規模地震時における電気火災対策

次のリンクから消防庁が作成した資料の閲覧やダウンロードができます。

感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーには様々なタイプのものがあり、ご家庭の状況によって設置するものを選ぶことができます。

分電盤タイプ

分電盤タイプの感電ブレーカーの写真

分電盤に一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので、基本的には全ての電気が遮断されます。

揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでに時間的猶予を持たせているものが多く、その時間を使って避難などを行うことができます。

コンセントタイプ

コンセントタイプの感電ブレーカーの写真

コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと取り換えて埋め込むタイプがあります。

個別のコンセントの電気を遮断することができるため、電気ストーブや観賞魚用ヒーターなど熱を発する器具を接続する箇所が適しています。

簡易タイプ

簡易タイプの感電ブレーカーの写真

一定の震度により、おもりの落下やばねの作動でブレーカーを落とすものです。

避難のために、懐中電灯の準備や非常用照明器具の設置をお勧めします!

懐中電灯

揺れを感知してから切断までの時間的猶予が無いタイプの感震ブレーカーの場合、照明類も即座に消えてしまう場合があります。

夜間に地震が起きた際は、例え自宅であったとしても暗闇の中での避難はとても難しく、転倒した家具や割れたガラス・陶器などで怪我をする可能性があります。更に、地震の恐怖と暗闇の不安によってパニック状態に陥りかねません。

懐中電灯の準備や停電すると自動で非常用の照明が点灯する非常用照明器具などを設置しておくと、感震ブレーカーにより照明が消えても安全に避難などが可能になります。

感震ブレーカーの他にも火災予防対策を!!

感震ブレーカーは地震時の電気火災対策には大変有効です。

しかし、地震による火災の原因は電気火災だけではありません。ガスによる火災、石油ストーブなどの暖房機器による火災など様々なことに気を付けなければいけません。

感震ブレーカーを取り付けたからといって、過度な安心感を持つのは避けましょう。もしもの時のために住宅用の消火器を用意するなど、二重三重の火災予防対策を講じることが必要です。

この記事に関するお問い合わせ先

佐野市消防本部予防課

〒327-0844
栃木県佐野市富岡町1391
電話番号: 0283-23-9910 ファクス番号:0283-22-4441
お問い合わせフォームはこちら