ガソリン携行缶の適正使用の注意喚起について

更新日:2019年09月24日

京都府福知山市花火大会で発生した爆発事故を受け、危険物保安技術協会で開催された「ガソリン携行缶の使用上の注意事項に関する検討会」で、ガソリン携行缶の使用時に特に注意すべき事項についてと、ガソリン携行缶本体にシール等を表示することについてが提言されました。
また、一般財団法人全国危険物安全協会の協力により注意喚起シールの配布があり、管内のガソリンスタンドへ配布は完了しており、平成26年以降製造のガソリン携行缶には、注意喚起が表示してあります。
なお、提言の内容については、次のとおりです。

1.ガソリン携行缶の使用時に特に注意するべき事項

  • ガソリンの噴出に注意すること。
  • 直射日光の当たる場所や高温の場所で保管しないこと。
  • 周囲の安全を確認すること。
  • フタを開ける前にエンジンを停止すること。
  • フタを開ける前にエア抜きすること。

2.注意表示の方法

1に示した注意事項の旨をガソリン携行缶の注油口付近の目立つ場所に判読しやすい大きさのシール等により表示することが望ましい。
また、タックシール印刷等で容易に注意表示シールを作成できるコンテンツにより、使用者等が自ら作成・貼付することも可能です。

注意表示の例

噴出注意 周囲の安全を確認 フタを開ける前にエンジン停止 エア抜きをする 高温の場所禁止

3.ガソリン携行缶以外の小型危険物容器に係る注意表示への対応

ミニドラム等の小型危険物容器であって、一般の者がガソリン等を収納することを目的として販売されているものにあっても、1及び2に示した注意事項及び表示の方法を参考にしていただき、当該容器を安全に取り扱うために注意すべき事項について表示することが望ましい。

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