水道料金を抑えたい 安全な節水の方法って?
近年の物価高で、少しでも水道料金を抑えたい。節水の方法はどんなものがありますか?
生活の中でのちょっとした工夫で節水はできます!

一般的な浴槽の容量は約200L。可能であれば水量を少なめに調整してみるという手も。
例えば、こんな方法はいかがでしょうか?
・洗濯はまとめて、お風呂の残り湯を活用
洗濯機を使う回数を減らすために、お洗濯はまとめて行いましょう。さらに、お風呂の残り湯を使うことで節水効果UP!
・トイレのレバーを使い分ける
小さなお手洗いのときは「小」、大きなときは「大」のレバーを使い分けて、水の無駄使いを防ぎましょう。
・食器は水に浸けておく
汚れた食器を洗う前に、水に浸けておくだけで、汚れが落ちやすくなります。
・油汚れは拭いてから
油汚れがひどいときは、紙などで拭ってから洗うことで、水を多く使わずに済みますよ。
一日にどのくらいの水を使っているか測ってみよう
日常の炊事、洗濯、入浴時にどれぐらいの水を使っているかを把握することで、より節水について意識しやすくなりますよ!
水道メーターの読み方を使って、日々の生活でどのくらいの水を使っているか計測してみましょう。実際にご家庭で使用している水量を知ることで、効果的な節水対策を立てることができます。
ちなみに、一般的に一人が一日に使う水の量はなんと約220リットルと言われています。意外にたくさんの水を使っていることにちょっと驚きますよね。

上部の数字が水量です。右の赤い針は10Lごと、右下の赤い針は1Lごとの指針
1. メーターの読み方
- メーターの青い蓋を開けます。
- 上部に表示された数字(白地、小数点以下は赤地)が水量を示します。例えば、123.4と表示されていれば約123.4立方メートル(1立方メートルは浴槽約4~5杯分)です。2か月に一度、最後の検針からどれぐらい使用したかで料金が請求されます。
- 銀色の円盤がパイロットといいます。これは家の中で水が流れている時に回ります。
- 1Lの指針が一周すると10Lの針が1メモリ進み、10Lの針が一周すると上部の赤地部分の数字が1増えます。
2. 計測方法
メーターの数値を始まりと終わりでチェックします。例えば、朝の時点での数値をメモし、次の日の朝に再度チェックして数値を記録しましょう。数値の差が、一日の使用水量となります。
3. 家庭内の各家事ごとに使用量を考える
具体的に、料理、洗濯、お風呂など、それぞれの家事ごとにどれだけの水を使っているかもチェックしてみましょう。これにより、どの部分で節水の余地があるかが見えてきます。
皆さんの家庭でも、この方法を取り入れてみてはいかがですか?計測したデータを見て、「今日はどこで節水できたかな?」と楽しみながらお水の使い方を見直してみるのもいいですね。
水道メーター横の元栓を絞って使用することで節水につながりますか?
元栓を絞ることで一度に使用できる水の量が減るため、多少の節水効果は期待できます。ただし、以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。
・設備に不具合が出る可能性
水量が少なくなることで、給湯器などの設備が正常に作動しないことが考えられます。
・長期間使用した場合のリスク
長期間元栓を絞って使用すると、元栓がしっかり閉まらなくなり、水を完全に止められなくなることがあります。これにより、不必要な修理費用がかかる可能性も!!
以上の点を踏まえて、元栓を絞ることでの節水には慎重になりたいですね。
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更新日:2025年04月01日