水道の舞台裏に迫る~水道水が家庭に届くまで~
蛇口をひねるとあたりまえに出てくる水道水ですが、皆さんのもとに届くまでにはどのような過程があるのでしょうか。今回はその過程を、実際の施設写真を使って簡単に紹介します。
水道水ができるまで

簡単な流れはイラストのような形になります。それでは、それぞれの施設について実際の施設写真などで説明していきます。
水源
佐野市は良質で豊富な地下水がとれるため、井戸からポンプで地下水(原水)をくみ上げ浄水場に送っています。

写真:上川原水源1号井

写真:井戸ポンプ
浄水場
井戸から送られた地下水(原水)は浄水場に送られ紫外線処理設備に流入します。

写真:菊川浄水場紫外線棟

写真:紫外線処理設備
紫外線処理設備とは、塩素に対して強い耐性をもつ病原生物に紫外線をあてることで病原生物を不活性化するものです。

提供:株式会社ヤマト
紫外線処理後に次亜塩素酸ナトリウムを注入し、消毒を行い安心して飲める水道水になります。

写真:菊川浄水場次亜室
水道水はいったん浄水池にためられ、送水ポンプで配水池へ送られます。

写真:菊川浄水場配水ポンプ室

配水池
配水池から自然の高低差を利用し各家庭へと水道水が配られます。

写真:堀米配水場

写真:多田配水場
蛇口

いかがだったでしょうか。日々の生活で使われる水道水が皆さんのもとへ届くまでにどんな過程があるのか簡単に紹介させていただきました。今回は一例の紹介となりますのでお住いの地域によっては異なる場合もありますが、どこも安心安全な水道水をお届けしています。
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更新日:2025年04月28日