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更新日:2025年09月30日

佐野市の給水区域と浄水場

給水区域及び浄水場位置

給水区域及び浄水場位置

佐野市は浄水施設20箇所、配水施設33箇所、取水施設は浅井戸13井と深井戸38井を有しています。

浄水施設

本市は良質で豊富な地下水がとれることから、ほとんどの浄水場で塩素処理のみを行っており、大橋・菊川・多田・田沼・閑馬・野上中・野上北浄水場では塩素消毒に加えて紫外線処理等の高度浄水処理を行っています。本市全体での計画浄水量は59,384m3/日となっており、施設規模が大きい大橋浄水場及び菊川浄水場で全体の約5割を占めています。

菊川浄水場

菊川浄水場

田沼浄水場

田沼浄水場

飛駒浄水場

飛駒浄水場

それぞれの浄水場で施設規模や用途にあわせ管理棟やポンプ室・電気室・滅菌室など必要な建物が建てられています。これらの施設は古いもので1960年代となっており耐用年数を迎えるものもあり、老朽化や耐震化対策が必要となってきています。

配水施設

配水池は、地震・停電・火災など緊急時に水の供給が止まった場合に、一定時間は配水ができるように水を蓄えてています。また多くの配水池が、高台に設置され高低差よる自然の力で水が流れる仕組みを利用しています。本市では、33の配水池を有しており、葛生配水場配水池が最も古く昭和34(1959)年度に、多田配水場のステンレス造が最も新しく令和4年度に設置されています。

配水施設の概要

配水施設の概要

菊川浄水場配水池

菊川浄水場配水池

石塚配水場

石塚配水場

多田配水場

多田配水場

黒沢加圧所

黒沢加圧所

寺沢第2加圧所

寺沢第2加圧所

1980年代に多くの施設が建設され、これらは建設から40年が経過し、近い将来に更新時期を迎えることとなります。このため修繕による延命化、計画的な更新及び人口減少等による施設能力の余剰が増加する見通しから、施設の統廃合やダウンサイジングなどの適正化を行っていく必要があります。

下水道施設概要

佐野市水処理センターは供用開始から49年が経過しており、秋山川中継ポンプ場、高萩中継ポンプ場、伊勢山中継ポンプ場もそれぞれ35年、23年、45年が経過するなど、多くの施設が標準耐用年数を超えています。これら老朽化施設への対策は喫緊の課題であり、今後増加する修繕・更新の需要が予測されています。

佐野水処理センター概要

佐野水処理センター概要

中継ポンプ場

中継ポンプ場

この記事に関するお問い合わせ先
上下水道局企業経営課

〒327-0003
栃木県佐野市大橋町1165
電話番号:0283-22-1696 ファクス番号:0283-23-2747
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