企画展示

佐野市郷土博物館 
         第68回 企画展



  天明鋳物師

     ~伝説から飛躍へ~
 
平成30年10月6日~11月25日

休館日   毎週月曜日(10月8日は開館)、 10/9(火)
開館時間  9:00~17:00
入館料※( )は20名以上の団体
      一般210(100)円、大学生・高校生100(50)円
      中学生・小学生50(30)円
      障害者手帳等をお持ちの方は無料
      入館料無料日/10月12日(金)、10月28日(日)

       

 佐野の代表的な産業である天明鋳物の職人を「天明鋳物師」と呼びます。天慶2年(939)、平将門追討の際に、藤原秀郷が河内国から佐野に鋳物師を招いたのがそのはじまりであるという伝説がありますが、その実態はあまり知られていません。

 江戸時代、彼らは真継家という公家を通じて朝廷から鋳物師の独占的な地位を認められていました。鋳物生産も佐野で行うだけでなく、東日本各地に出張して出吹という現地生産もできました。中世以降、茶釜に代表される作品は高く評価され、天明鋳物師は高度な技術を誇ってきましたが、その全盛期は江戸時代にありました。

 しかし、はじめから天明鋳物師が独占的地位の鋳物師だったわけではありません。伝説の将軍である秀郷が活躍した10世紀代の河内国丹南郡や佐野周辺の状況、「東山時代関東の天明釜を以て良と為す」といわれた中世を経て、近世に至るまでの彼らの活動をたどると、戦国時代末期に小田原北条氏が佐野を支配したことが飛躍する画期になったと考えられます。

 今回の企画展は、天明鋳物の作品ではなく、天明鋳物師が伝説の時代からどのように飛躍したかという点に注目します。また、作品の製造工程やその代表的な道具も紹介いたしますので、この企画展が天明鋳物の歴史を見直す機会になれば幸いです。

●記念講演会
 「江戸時代も隆盛と名声を維持した天明鋳物師」

   講 師   天明鋳物研究者 高橋 久敬 氏
   日 時   10月20日(土)午後2時から3時30分
   会 場   佐野市郷土博物館 講座室 定員80名
          ※講演会は無料ですが、入館料は必要です。
   申込先   詳しくは博物館まで 0283-22-5111


●博物館職員による展示解説
             (事前予約不要、入館料は必要です。)

      10月14日(日)、11月18日(日)

                 各日午後2時から(約30分間)

▲大鐘鋳立之図(長野県立博物館画像提供)
           
▲昭和初期の頃の記念写真

▲鋳銅梅竹文透釣灯籠
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