佐野市指定文化財/細頸壺形土器

昭和36年(1961)暮、市立出流原小学校西側の畑地で、地下約1メートルの深さより出土した弥生式土器です。

壺は底部が小さく不安定な器形となっています。器肉は薄く、口縁部より胴上部にかけて幾何学文様があり、胴下部には擦痕、底部は網代痕で一つ穴があいています。この土器は、弥生時代の再葬墓に使用されたものです。

口の部分が細く中央部がまるく膨らみ底部が小さい幾何学模様が描かれた細頸壺形土器の写真
口の部分が細長く下部がまるく膨らみ底部に向かって細く小さくなっている幾何学模様が描かれた所々が黒くなっている細頸壺形土器の写真
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更新日:2019年12月02日