第5回佐野市水と緑と万葉のまち景観賞の受賞作品が決定しました!

今回は、全部で10件の応募があり、まちなみ建築部門4件、まちづくり活動部門2件が受賞となりました。

概要

佐野市水と緑と万葉のまち景観賞は、「水と緑と万葉のまち景観計画」に基づき、佐野市の美しく緑豊かな自然や薫り高い歴史と文化を育んできた風土に調和し、優れた景観形成に寄与していると認められる建築物や工作物、まちづくり活動を表彰することで、魅力ある景観の向上と市民の景観によるまちづくりに関する意識の向上を図ることを目的としております。

表彰式

イベント景観及び夜間の景観でもある佐野駅前のイルミネーションに合わせ、「FANTASTIC ILLUMINATION in SANO 2017」の点灯式イベントの一部として開催します。

日時

平成29年11月19日(日曜日)午後4時~

場所

佐野駅前交流広場

表彰

受賞者には表彰状及び記念品を贈呈します。

まちなみ建築部門(応募受付順)

アクセルエルヴェ佐野店

夜日が落ちて紺色の空とグリーンの芝生の上で灯りに照らされ白く浮かび上がる4つの大きな植木鉢のオブジェと丸みを帯びたフォルムの看板とその後ろに建つ白い外壁の建物の写真

建築主

有限会社アクセルエルヴェ

設計者

ルーツオブスタイル、株式会社アガ設計工業

施工者

株式会社アガ設計工業 

講評

美容室ならではのアーティスティックで異国風なデザインです。個性的な建築でありながら、建築周りの緑化とゆとりある配置により、周辺のまちなみに調和し、新都市エリアのランドマーク的な景観を生み出しています。

梅園の家

青い空と緑の芝生の奥に両脇を大きな石を積み上げた庭へのアプローチとその右側に背の低い植木に囲まれた平屋の家の写真

建築主

岩上 敏雄

設計者

株式会社小野建築設計室

施工者

株式会社奥木工建設 

講評

自然素材の採用や落ち着いた色使いが外構デザインと調和し、敷地全体に統一感が感じられます。高さを低く抑え、軒の深い特徴的な勾配屋根が背景の山々と重なり、中山間地域の景観に見事に呼応しています。

岳設計工房

青い空と道路沿いに背の低い植木が植えられその奥に四角いフォルムの白い外壁の建物がありそのまた奥に三角の屋根の二階建ての家が建っている写真

建築主

関口 一男、関口 岳志

設計者

岳設計工房

施工者

有限会社須藤工務店 

講評

色彩や外構の整備により既存住宅との一体感を形成しつつ、外壁のデザインやアプローチ空間などに、事務所ならではの個性が表現されています。従前の風景の記憶を継承した増築の良好な事例といえます。

認定こども園犬伏幼稚園

青い空と左側に葉の落ちた木が一本立っており一階の外壁がオレンジ色、二階の外壁が白を基調とした二階建ての建物の写真

建築主

学校法人犬伏学園

設計者

株式会社渡辺有規建築企画事務所

施工者

篠崎建設株式会社 

講評

大きな建築物ですが、まちなみに配慮し住宅街に調和するようシンプルな外観としています。大きな開口部や白を基調にアクセントカラーを入れ、子どもたちがのびやかに過ごせるような、明るい印象の園舎となっています。

まちづくり活動部門(応募受付順)

田中正造旧宅の保存整備と周辺の景観保全活動

白い外壁に大きなガラス扉と窓がついた一階建ての田中正造旧宅の周辺で清掃活動をしている一般財団法人小中農教倶楽部の方たちの写真

団体名

一般財団法人小中農教倶楽部

活動場所

佐野市小中町 

講評

田中 正造旧宅の保全活動や清掃・除草作業等を定期的に行っています。地域で一丸となって、景観づくりに寄与している点、維持管理が難しい貴重な歴史・文化景観の保全に繋がっている点が高く評価できます。

彼岸花の里づくり

両脇に田んぼがあり、真ん中に真っ赤なヒガンバナがずっと向こうまで咲いている写真

団体名

野部 利司

活動場所

佐野市仙波町 

講評

地元に名所をつくりたいという思いから、彼岸花の栽培や管理をしています。自然景観の魅力が存分に活かされた景観づくりといえます。お一人での活動ながら、植物の研究や地域への働きかけなど、積極的に取り組んでいます。

この記事に関するお問い合わせ先
都市建設部都市計画課

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栃木県佐野市高砂町1
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更新日:2019年12月02日