福祉

心のバリアフリー

私たちの暮らしの中には、物理的なバリア、制度のバリア、情報のバリア、心のバリアが存在しています。

住まいや道路にある段差、まちや社会の不便さ、分かりづらい情報や使いづらいものなど、私たちの身近なところにあるバリア(障壁)をフリー(除く)にすることが、快適に暮らせるまちへの課題です。

佐野市では、「支えあい 助けあい ふれあいあるまちづくり」をスローガンに、佐野市に暮らす人々の『心のバリアフリー』を推進しています。

こどもたちが、のびのびと成長できること。
高齢者が、安心して暮らせること。
障害を持つ人が、不自由無く生活できること。
全ての人が健康でいられること。
いつまでも楽しく学べること。

年齢を問わず、人を思いやる心を育みながら、だれもが安心して暮らせる佐野市を目指していきます。

子どもたちがのびのびと育つまち

川で魚を捕りカメラに向けて見せている4人の男の子たちの写真

佐野市には、未来を担う子どもたちの健やかな成長を願い、自由にのびのび遊べる施設が整備されています。こどもの国を中心に、地域の児童館(南、東、西、田沼)では、子どもからお年寄りまで一緒に楽しめる季節の催しや、体験教室が開催されています。

また、運動公園ではスポーツやローラーすべり台などを楽しんだり、市の北部には恵まれた自然と一体となって遊べる根古屋森林公園や、あきやま学寮など宿泊施設も充実しています。夏休みにはこども会や家族連れで賑わい、渓流遊びや古代生活の体験、バーベキュー大会など、自然の中でゆったりとした生活を満喫しています。

人と人が支えあう心豊かな福祉のまち

お茶を飲みながら談笑をする女性高齢者3人の写真

少子高齢化が進む中、世代を超えて人と人とが支えあう福祉のまちづくりに取り組んでいます。

高齢者を対象とした事業として、市内9カ所の高齢者生きがい通所施設では、生きがいづくりや健康づくりの事業、介護予防教室などを実施しています。また、高齢者ふれあいサロンが旧佐野市内を中心に、地域の公民館などを利用して開設され、閉じこもり防止を目的として、誰でも気軽に立ち寄れる「お茶飲み広場」的な場を提供しています。

利用者一人ひとりが必要としている福祉サービスを提供していくため、福祉メニューの充実に努め、障害を持つ方たちには、ノーマライゼーションを基本とした障害者福祉事業も進めています。

誰もが長く健康を維持しながら、地域福祉の担い手として社会参加を図り、共に支えあい、心豊かな生活を送ることができる福祉のまちを目指しています。

市民と市による協働のまちづくり

車いす利用者の車いすを押す人、車いすで段差を登ろうとする人の手助けをしている人の写真

いきいきとしたまちづくりや、安全で安心して暮らせる地域社会のために市民、ボランティア・NPO、企業、行政が対等の立場で、得意技をもちより協力して行動する協働のまちづくりが求められています。

市としては、社会貢献活動に対しての情報を広く市民の方に知らせていくこと、あわせて活動拠点となる市民活動センターでの活動を充実していきます。センター内には、誰でも自由に利用ができるボランティアサロンや、登録団体のサークル活動、講演会等で利用できる研修室、点字パソコンを備えた点訳室等充実した設備があります。 市民、ボランティア・NPO、企業、行政のネットワークを構築し、交流機能の充実を図るとともに思いやりのあるボランティアの心を広めています。

さえあう人々がいて
びゆく佐野市は協働から生まれ
あわせで元気なまちづくり。

市民の健康づくりを支える保健・予防活動

保護者の足の上に座り医者から聴診器をあてられ診察されている子供の写真

少子高齢社会を迎えた現在、「健康寿命」いわゆる認知症や寝たきりにならない状態で生活できる期間の延長を図り、すべての市民が健やかで心豊かに、安心して暮らせるまちづくりが重要です。

佐野市では、「さの健康21プラン」を策定し、市民一人ひとりが毎日を健康に過ごせるようにと、赤ちゃんからお年寄りにいたるまでのライフサイクルに応じた、各種健康診査事業や相談事業に取り組むとともに、市民の皆さんが自ら進んで健康づくりができるよう、各種団体と連携しながら、健康大学や歩け歩け大会・ウォークラリーなどを開催しています。

いつまでも学ぶ心を育むまち

テントの入口から笑顔でピースをしている5人の女の子の写真

社会環境の変化が著しいなかにあって、市民の学習ニーズの多様化・個別化が進み、学習に対する関心が高まっています。 佐野市では、市民一人ひとりが生涯を通じて「いつでも・どこでも・だれでも・なんでも」楽しく学べる環境づくりを、各公民館をはじめ図書館、郷土博物館、吉澤記念美術館等市内の様々な施設において行っています。また、各種講座・展示会も開催し、子どもからお年寄りまで多くの市民が参加しています。

市民が学んだ成果を活かすことができるような仕組みづくりにも積極的に取り組んでいます。市内に在住、在勤、在学する方5人以上の団体・グループ等の要望に応じて、無償で生涯学習活動を支援する楽習講師や市職員を派遣する楽習出前講座の実施や学校など、様々な施設においてボランティアが活躍しています。

今後も、生涯学習の主役である市民一人ひとりが、趣味や教養、文化芸術、スポーツ、レクリエーションなど多種多様な学習ニーズに対応できる環境づくりを進め、その学んだ成果を活かせる仕組みをつくり、市民が自主的・主体的に生涯学習活動が進められるよう支援・充実に努めます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部広報ブランド推進課広報・地域連携係

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栃木県佐野市高砂町1
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更新日:2019年12月02日