一人で留守番中の子どもの防犯対策について
解説
その1
知らない人が来ても玄関を開けない(戸締まりをきちんとする)
【想定されるケース(例)】
押し売り
「お母さんから頼まれた商品を届けにきました。○○円ありますか?」「お母さんには言っておいたはずだよ!」「お金払って貰わないと困る!」
特殊詐欺
《警察官等を装って》「お父さんのキャッシュカードが悪用されたことがわかったので預かりにきました。「お父さんには連絡済みです。」
泥棒(居空き)
《そろり、そろり》鍵のかかっていない窓から侵入!
その他
「ブレーカーの点検に来たので確認させて下さい」
このように、人が訪ねてきた時に玄関を開けることで様々な危険が想定されます。また、在宅していても、施錠していない窓から侵入してくる『居空き』という手口もあります。戸締まりは徹底して下さい!
あらかじめ訪ねてくる人が分かっている場合、玄関を開けて対応してもいい人は誰なのかしっかりと子どもに伝えましょう。
その2
知らない番号からの電話に出ない。(留守番電話を活用する)
【想定される危険なケース(例)】
特殊詐欺
《警察官を装って》「お父さんのキャッシュカードが悪用されたことが分かりました。すぐに対応する必要があります。これからすぐにカードを預かりに行きます。電話はこのまま切らずにお待ちください。」
不在確認
犯人 「○○だけど、お父さんかお母さんいますか?」
子ども「今いません。」
犯人 「お仕事ですか?」
子ども「はい。」
日中は、両親共働き、子どものみ在宅であることを相手に確認されてしまう。
犯人等は自分の目的を達成するために、言葉巧みに話しをしてきます。「知らない番号は出ない。」を徹底してください!
その3
連絡手段の確保(確認)
- 子どもが困った時、不安になった時にいつでも連絡がつながるように、両親、祖父母等への連絡手段(電話番号)を確認しておきましょう。
- 危険が迫った時は迷わず「110番」することも子どもに伝えましょう。
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更新日:2020年10月09日