ジェネリック医薬品の利用と普及にご協力をお願いします
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、最初に作られた薬(先発医薬品:新薬)の特許終了後に、厚生労働省の認可のもとで製造・販売された薬です。
- 新薬と有効成分が同じなので、同等の効果が得られます。
- 開発コストが少ない分、新薬よりも3~7割も安価です。
- ずっと使われてきた薬なので、安心です。
ジェネリック医薬品の取組み
日本では近年の医療の高度化に伴い、年々医療費が増加傾向にあり、国民健康保険も非常に厳しい財政状況にあります。佐野市では、被保険者の皆さんの自己負担の軽減と国保財政の健全化のため、ジェネリック医薬品の普及促進に取り組んでおり、平成24年8月から「ジェネリック医薬品のお知らせ」の通知を始めました。
ジェネリック医薬品のお知らせ
この通知は、生活習慣病や慢性的な病気を治療するために、現在服用している薬をジェネリックに切り替えた場合、薬代がどの程度軽減できるか参考にしていただくため、その軽減額が大きい方に送付しています。
ジェネリック医薬品が普及していくと…
- 医療費の節減につながります。
- 医療保険制度の安定につながります。
- 医療費の自己負担額も軽減する場合があります。
留意していただきたいこと
- すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。
- 薬代が下がっても、自己負担額が新薬の使用時と変わらない場合もあります。
- ジェネリック医薬品の取り扱いがない場合や、取り寄せになることもあります。
- 医師が使用を認めない場合は、切り替えることができません。
ジェネリック医薬品希望カードについて
ジェネリック医薬品希望カードのダウンロード (PDFファイル: 201.8KB)
テキストをクリックすると別ウィンドウでPDFファイルが表示されます。拡大や縮小をせずプリント出力していただくと、ご使用になれます。
また、ジェネリック医薬品の希望シールを医療保険課の窓口で配布しています。この希望シールは、保険証に貼ってお使いただくものです。
ジェネリック医薬品希望カードの使い方
- 薬局で処方薬をもらう場合(院外薬局)
処方せんにあるジェネリック医薬品への「変更不可」の欄に、医師のサインがなければ、切り替えることができます。 - 病院内でお薬をもらう場合(院内薬局)
診察券、保険証と一緒に希望カードを出すか、医師に相談してみましょう。
ジェネリック医薬品に切り替えるときには
- 「お試し調剤」から始めてみましょう
お試し調剤(分割調剤)でお願いすれば、試験的に使うことができます。 - 体調の変化に注意しましょう
服用し始めたときは、体調などの変化に注意して、以前と異なるときは、すぐに医師や薬剤師と相談しましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康医療部医療保険課
〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号
(年金係):0283-20-3019
(国保係、長寿医療係):0283-20-3024
ファクス番号:0283-21-3254
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更新日:2019年12月02日