佐野市AED普及推進計画
全国では、病院以外で約2万人が突然の心肺停止で亡くなっており、この数は、交通事故死の約4倍にもなっています。
心臓発作などによる心肺停止に対する救命処置としては、心肺蘇生法に併せて自動体外式除細動器(AED)の効果的な活用が有効と言われており、平成16年7月から、AEDが一般人(非医療従事者)でも使用できるようになり、心肺停止に対する心肺蘇生法に併せた活用で多くの救命実績が報告されています。
救命においてもっとも大切なのは、1「119番通報」、2「応急手当(心肺蘇生)」、3「救命処置(除細動)」、4「救命医療(病院搬送)」の4つの要素をつなげることであり、救命の連鎖と言われています。この連鎖をスムーズに連携させることが救命率の向上のために必須であり、1から3番目までを担う現場に居合わせた人の役割が大きくなっています。
こうした状況を踏まえ、本市ではAEDの普及、啓発を進めるとともに、救命の基本である心臓マッサージや人工呼吸等の心肺蘇生法の重要性を考慮した「佐野市AED普及推進計画」を策定しました。
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更新日:2019年12月02日