要谷山(ようがいさん)城跡
要谷山城跡は、標高約400メートルの要谷山に所在する山城です。主郭の周囲に石垣が今も残ります。山頂付近は東西約16メートル、南北約17メートルの規模で、主郭と周囲には曲輪が配置されています。山頂の複数個所に石垣が残されています。
築城については天正年間に小野高吉が築いたとされ、その後、足利長尾氏方の小曽根筑前守によって落城したといわれています。
戦国時代おいて、関東地方は土造りの城が多く、石垣等を有する城はあまりなかったようですが、本市域には他にも石垣や石積みを有する城跡が複数あります。このことは本市域の大きな特色です。


- この記事に関するお問い合わせ先
-
教育部文化財課
〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-25-8520 ファクス番号:0283-20-3032
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2019年12月02日