令和5年度唐沢山城跡保存整備事業に伴う講演会を開催しました
日時
令和6年3月24日(日曜日) 午後1時30分~3時
会場
田沼中央公民館大ホール(戸奈良町1-1)
講師
中井 均さん(滋賀県立大学名誉教授)
演題
「城郭史上の唐沢山城跡ーその特徴と魅力ー」
主催
佐野市教育委員会
講演会の様子
3月24日、田沼中央公民館で城郭研究の第一人者である、中井均さんを講師としてお招きし、5年ぶりとなる唐沢山城跡保存整備事業に伴う講演会を開催しました。講演の来場者数は200名を超え、中井さんの貴重な講演が聞けるということで、開場前から並んでいる方も多くいらっしゃいました。
今回の講演会では演題を「城郭史上の唐沢山城跡-その特徴と魅力-」とし、中井さんには西日本を代表する数々のお城がもつ特徴と関東との違いという観点から、戦国時代の土づくりの山城と安土桃山時代の織豊系城郭の初期の石垣が同居するという唐沢山城跡の大きな特徴をわかりやすくお話していただきました。また、本丸西側に見られる極めて発達した虎口構造という縄張りの観点からも、本丸周辺が織豊系城郭として改修されていることについて説明をしていただきました。
講演の最後には、市のシンボルである唐沢山城跡を郷土の宝として大切に引き継いでほしいというメッセージをいただきました。
開場前に並んで待つ様子
講演開始
講演中の様子
講師 中井 均先生
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更新日:2024年04月24日