佐野市指定文化財/顔氏家廟碑法帖

上に閉じられた状態の法帖3冊、下に中の文面が見えるように開いてある法帖が1冊置いてある写真

朝日森天満宮境内に、陽明学者中根東里の撰文による菅神廟碑を建てるとき、その高弟須藤温が碑文字の書体を集めるのに使ったのが、この法帖です。

顔氏家廟碑は、中国唐代の忠臣で書家であった顔真卿(和銅2年~延暦3年)の書いた碑文で、顔法と呼ばれる独特の書体でした。温が特に顔法を選んだのは、顔真卿の忠節な一生が、菅原道真に似ているからであったと思われます。なお、この貴重な法帖は、須永文庫の中の一部として市に寄付されたものです。

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更新日:2019年12月02日