佐野市指定文化財/嘉多山のコノテガシワ叢林

和白檀の木が群がってたくさん生えて生えている林に看板が立っている写真

この叢林は、樹齢100年以上と推定されます。この木は成長が遅く、樹齢のわりに太くならないのが特徴です。

和白檀とは別名香柏とも呼ばれ松杉科に属し、幹は直立し枝は粗生、葉は細くきゅう果は大形果鱗の突起が反まきするのが特徴とされています。

わが国には自生せず、中国北部原産の植物で、主に寺院などに植えられて珍重されていましたが、これほど数多く和白檀が叢林をなしているのは、他に類例を見ません。

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更新日:2019年12月04日