栃木県指定文化財/田中正造墨跡(2幅)
(1)には「元日や鶴のあたまハ真赤なり己かひけ白しこれみよの春」、
(2)には「あとけなきおのかこころをたとりつゝ神の教のまゝをそのまゝ」
と揮毫されています。2幅とも正造の妹リンの嫁ぎ先である足利町の原田家で、明治36年(1903)正月に書き初めとして揮毫されたものです。
和歌の内容は、当時の正造の心情をよく表しており、書もまた、遺墨中でも優れたものの一つです。
(1)
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更新日:2019年12月02日