佐野ルネッサンス鋳金展-第1回受賞作品06

奨励賞

上面が濡れて光っているような丸いお皿のような作品の写真

54 鋳銅水盤「朧月」 長谷川 克義

 今、作品を制作する上で念頭にある事は、生活に関わるものを、という想いである。作り手の創ったものが、使い手の生活の中でどのように生かされるかと考えながら制作すると、作り手と使い手の関係がより近くなる気がする。そして、その想いを表現する手段の一つが、「器物」である。それは存在としての美と機能としての用を合わせ持ち、その美と用の融合感を模索することができる。
 今回の出品作もこれらの事を考え制作したものであるが、この受賞を励みとし、自己反省や試行錯誤を繰り返しながら、制作に対し真摯な姿勢であり続けてゆきたい。

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更新日:2019年12月02日