ヤマビルの吸血にご注意ください
ヤマビルによる吸血被害が、氷室、常盤、野上、飛駒地区などの地域を中心に報告されています。
予防するには?
服装
- 長靴や地下足袋などを履く
- 長い靴下(網目の細かいのもの)を履く
- ズボンの裾を靴下に入れる
行動
- 作業中、常に足元などを確認する
- 腰をおろすときなど、周囲を確認する
- 道具やカバンなど、ヤマビルの付着を確認する
- ヤマビルの多くいるところでは、休憩や立ち止まらないように心掛ける
忌避剤(ヤマビルが嫌ってさけるもの)
- 靴や靴下、ズボンの裾、手袋、ベストなどにスプレーして使用する
- 手軽な20%の濃度の塩水を靴や靴下、ズボンの裾に浸み込ませる (使用後、洗い流さないと地下足袋や靴の金属部が錆びる場合もあり)
- 木酢液や酢には忌避効果がある(臭い、皮膚への刺激あり、使用は注意が必要)
被害を防ぐには?
ヤマビルを見つけたら、繁殖しないように駆除する
- 塩水をかける
- 消毒用エタノールをかける
- 食酢をかける
- ハサミなどで切る
- 虫よけスプレーなどを直接かける
(注意)ヤマビルを靴で踏みつぶすだけでは、死なない
生息地の環境整備
- 6月~9月ごろ草刈(刈草処理) 11月~3月ごろ落ち葉かきをする
- 整備個所は主に山道(特に山側)、庭先、物かげや林地
野生鳥獣(シカ、イノシシなど)の管理
- 侵入防止柵を設置
- 耕作放棄地を解消
吸血されたら?
ヤマビルを取り除きましょう
- 吸盤を剥すようにして、爪でそぎ落とす(吸血中でも歯は皮膚に食い込んでいない)
- 塩水や消毒用エタノールなどをヤマビルにかける
- 取り除いたヤマビルを殺す(吸血したヤマビルは産卵する)
- 虫よけスプレーをかける
- ハサミなどで切る
傷口を指でつまんでヤマビルの唾液をしぼり出しましょう
- 消毒用エタノールや水で洗う(治りが早い)
- 絆創膏を貼って、血が流れるのを抑える(2~3時間ごとに貼りかえるとよい)
(注意)症状が悪化したり、発疹や熱がある場合は、皮膚科の医師に相談しましょう
ヤマビル対策マニュアルについて
下記リンクの栃木県ホームページをご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
産業文化スポーツ部農山村振興課
〒327-0398
栃木県佐野市田沼町974-3(田沼行政センター)
電話番号:0283-61-1163 ファクス番号:0283-61-1142
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更新日:2020年07月01日