佐野市男女共同参画プラン

人口減少と少子高齢化、グローバル化が進展している中で、豊かで活力ある地域社会を築くためには、男女が互いに人権を尊重しつつ、共に責任を分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現が重要です。

このような中、国においては平成27（2015）年に「第4次男女共同参画基本計画」を策定し、さらに平成28（2016）年に、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」を、平成30（2018）年に「政治分野における男女共同参画推進に関する法律」を施行するなど、女性の活躍を重要課題として推進を図っています。また栃木県においても、平成28（2016）年に男女共同参画を推進するため緊要な問題解決に向けて取り組む「とちぎ男女共同参画プラン（四期計画）」を策定しました。

これまで本市では2期（平成20年度～令和元年度）にわたる「佐野市男女共同参画プラン」により、男女共同参画社会の実現に取り組み、推進を図ってきました。しかしながら、多様化する現代社会の課題を解決するためには、男女がともに生きやすい社会の実現を図り、女性が活躍できる持続可能な地域社会の構築がますます重要となります。

「佐野市男女共同参画プラン（第3期）」は、これまでの取組の成果やその検証結果、男女共同参画に関する住民意識及び社会経済状況の変化等を踏まえ、これからの5年間さまざまな施策に取り組むことで、佐野市において男女共同参画社会の更なる推進を図るために策定することとしました。