佐野市男女共同参画に関する条例の骨子(案)に対する意見募集の結果その2

No12~21「基本理念」関係

意見の内容(No18「ドメスティック・バイオレンス」について)

No18「ドメスティック・バイオレンス」について、
これは人権として解決していくものなのか、病理の問題なのか、どちらにせよ緊急性の高い問題を条例に取り込んで解決していけるのか。

意見数(No18「ドメスティック・バイオレンス」について)

1

意見に対する考え方(No18「ドメスティック・バイオレンス」について)

ドメスティック・バイオレンス(DV)については、男女(特に女性)の日常生活や社会活動の妨げとなり、男女共同参画を阻害するだけではなく、人権侵害でもあります。DV法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)では、暴力そのものを禁止する規定がないこと及びDVは潜在化しやすいことから、DVは権利侵害であることの認識を高める必要があるため、条例に規定したいと考えます。
また、DVに関する相談についても盛り込んでありますので、予防と発生した場合の両面からの対策を考え、早期解決を目指したいと考えております。

意見の内容(No20「性同一性障害者に対する配慮」について)

No20「性同一性障害者に対する配慮」についての文章を読んでも非常にわかりづらくて、具体的にどうやっていくのかわからない。

意見数(No20「性同一性障害者に対する配慮」について)

1

意見に対する考え方(No20「性同一性障害者に対する配慮」について)

人権尊重のためには、男女の区分では解決できない性を持った人がいることを配慮する必要があるため、盛り込んであります。
具体例を挙げれば、選挙の入場券の男女の表記の廃止が挙げられます。今後、更に検討して参りたいと考えます。

意見の内容(No15政策の立案及び決定への共同参画)1

No15政策の立案及び決定への共同参画
女性の町会長がいない、実際に活動しているのは女性も多い。対策は?

意見数(No15政策の立案及び決定への共同参画)

1

意見に対する考え方(No15政策の立案及び決定への共同参画)

基本理念に「社会における制度又は慣行についての配慮」、「家庭生活における活動と他の活動の両立」、「政策等の立案及び決定への共同参画」が盛り込んであります。
今後、啓発活動や女性の人材育成など男女共同参画を推進していくことにより、女性の町会長が誕生してくるものと考えます。

意見の内容(No15政策の立案及び決定への共同参画)2

No15政策の立案及び決定への共同参画
農業は女性も多くやっている。しかし、農業委員に女性が少ない。対策は?

意見数(No15政策の立案及び決定への共同参画)

1

意見に対する考え方(No15政策の立案及び決定への共同参画)

基本理念に「社会における制度又は慣行についての配慮」、「家庭生活における活動と他の活動の両立」、「政策等の立案及び決定への共同参画」が盛り込んであります。
今後、啓発活動や女性の人材育成など男女共同参画を推進していくことにより、女性の農業委員が増えてくるものと考えます。

意見の内容(No16家庭生活における活動と他の活動の両立)

No16家庭生活における活動と他の活動の両立
男性は残業や休日出勤で会社にいる時間が長く、結果として子育て等が妻の負担となってしまうのが現状である。
家事・育児と仕事の両立のためには企業の現状を変えていくことが必要だと思う。

意見数(No16家庭生活における活動と他の活動の両立)

1

意見に対する考え方(No16家庭生活における活動と他の活動の両立)

仕事と家庭の両立を進めていくためには、事業者の果たす役割は大きいものがあります。そのため、「事業者の責務」に基本理念にのっとり、男女共同参画の推進に取組むことが盛り込んであります。

No22「市の責務」関係

意見の内容1

仕事と家庭の両立を進めるためには、まず市役所から「残業のない日」の実施を進めて行くべきである。

意見数

2

意見に対する考え方

市の責務に、「率先して」男女共同参画に取組むことが規定してあります。現在、佐野市役所においても毎週木曜日を「ノー残業デイ」に指定し、実施しております。

意見の内容2

女性職員の職域拡大、能力開発も市が率先して進めるべき。市役所の中から男女共同参画を進めてほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

市の責務に「率先して」」男女共同参画に取組むことが盛り込んであります。そのため、「No33積極的改善措置」に女性職員の職域拡大・能力開発等が盛り込んであります。

意見の内容3

女性職員の職域拡大等について、皆が見守っていく。

意見数

1

意見に対する考え方

市の責務に「率先して」」男女共同参画に取組むことが盛り込んであります。そのため、「No33積極的改善措置」に女性職員の職域拡大・能力開発等が盛り込んであります。

意見の内容4

市の姿勢を示す意味からも、女性課長を増やしてほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

「No33積極的改善措置」に、市の女性職員の職域拡大、能力開発等及び登用に当たっての均等な機会の確保が盛り込まれています。これに沿って登用を図って参りたいと考えます。

No24「事業者の責務」関係

意見の内容1

推進状況の報告について、社会運動として全体的に活用するのならばいいが、特定の業者に対してピンポイントに問題を解決するために行なうのであれば問題だと思う。

意見数

1

意見に対する考え方

個々の事業者に対して改善を指導するために把握するのではなく、男女共同参画の推進状況を知ることにより、次の施策に結びつけていくことが出来るため盛り込んであります。

意見の内容2

町会活動は、市民の責務に入るのか、事業者の責務か

意見数

1

意見に対する考え方

事業活動を行なう者は、事業者として定義しています。そのため、町会が事業活動を行なう際は、事業者として男女共同参画の推進に努めていただきたいと考えます。

No30「市民、事業者及び教育関係者の理解を深めるための措置

意見の内容1

男女共同参画の必要性を認識し、就業規則等の変更を行なっている企業もある。佐野市でも企業に対する啓発を進めてほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

引き続き、啓発を進めて参りたいと考えます。

意見の内容2

男女共同参画の必要性について、男性に理解してもらう必要がある。

意見数

2

意見に対する考え方

引き続き、啓発を進めて参りたいと考えます。

意見の内容3

男社会で古い考えがたくさん残っている地域もある。町会等にもPRに来て欲しい。

意見数

3

意見に対する考え方

引き続き、啓発を進めて参りたいと考えます。

意見の内容4

老人会等、高齢者に向けての啓発を行なってほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

引き続き、啓発を進めて参りたいと考えます。

意見の内容5

啓発活動を市が出向いて行なう必要がある。

意見数

1

意見に対する考え方

引き続き、啓発を進めて参りたいと考えます。

No33「積極的改善措置」関係

意見の内容1

審議会委員に、女性が少なすぎると思う。同じ人がいくつもの委員をかけもちするのではなく、いろいろな人が委員をやるようにしてほしい。各団体から女性をもっと推進するようにしてほしい。委員をやることで、人材の育成にもつながる。

意見数

1

意見に対する考え方

審議会等の委員については、より多くの市民の方に佐野市の行政に参画していただくと共に、女性委員の登用率を向上させるという方針の下に選任しています。関係団体へ推薦を依頼する場合も、この方針の下に依頼しております。
また、「No33積極的改善措置」にも、審議会等の委員については、できるかぎり男女の均衡を図るよう努めることが盛り込んであります。

意見の内容2

積極的改善措置の現状と例を示してほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

審議会等の委員の女性は約20%、市の女性課長は3名が現状です。
積極的改善措置の例としては、審議会等の女性委員の登用及び市の女性職員の職域拡大等があります。

No40「相談の申出」関係

意見の内容1

緊急の場合、警察や救急車を呼ぶのが先で、DVを市長に申し出ている時間がないときがあるが、その時の対応は?

意見数

1

意見に対する考え方

市としても現状を把握することによって、対策を立てることができるため、後からでも申し出ていただきたいと考えます。

意見の内容2

DVの場合、直接市長に相談の申し出を行なうのか?

意見数

1

意見に対する考え方

担当課(こどもの街推進課)に相談してください。市長は最終責任者ということになります。

No41「男女共同参画審議会」関係

意見の内容

男女共同参画推進懇話会は今後どうなるのか

意見数

1

意見に対する考え方

男女共同参画審議会として、条例の中に位置づけされます。男女共同参画に関する調査、審議等を行ないます。

「その他」関係

意見の内容1

佐野市らしさがわかる条例にしてほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

男女共同参画社会基本法では、地方公共団体は国の施策に準じた施策及び地方の特性に応じた施策を実施するように規定しています。
佐野市の特徴としては、「性同一性障害者への配慮」、「事業者、教育関係者に対し、男女共同参画の推進状況について調査が依頼ができること」、「市の施策に対する苦情・意見及び男女共同参画を阻害する行為に対する相談について、市民が申出ることができることを明記したこと」、「審議会へ苦情・相談状況を報告すること」等が挙げられます。

意見の内容2

男女共同参画は進んでいない。昔と大して変わらないのでは?

意見数

1

意見に対する考え方

徐々に進んできています。今後も、引き続き推進して参ります。

意見の内容3

条例を制定した後、どう進めていくのか?

意見数

2

意見に対する考え方

条例のPRと条例を基にプランを策定する予定です。

意見の内容4

条例を作ったままにしないでほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

条例のPRと条例を基にプランを策定する予定です。

意見の内容5

今後作る行動計画についても、条例にちゃんと応えるようなものにしてほしい。

意見数

1

意見に対する考え方

そのように努めてまいります。

意見の内容6

年代の高い人は、気づかず暮らしてきたことがたくさんある。若い人は違う。若い人に期待したい。

意見数

1

意見に対する考え方

引き続き、男女共同参画を推進して参ります。

意見の内容7

文章が非常にわかりづらくて、具体的にどうやっていくのかわからない。

意見数

1

意見に対する考え方

市民の皆さんに理解を深めていただくため、条例のPRを行いたいと考えます。また、条例をもとにプランを策定する予定です。

意見の内容8

児童虐待と男女共同参画の関係は?

意見数

1

意見に対する考え方

児童虐待の原因は様々ですが、その1つに子育ての負担が父母等の一方に偏り、過重なものとなり、児童虐待が発生する場合もあると言われています。両立支援など男女共同参画を推進することも児童虐待防止に繋がるものと考えます。

意見の内容9

この説明会に男性の参加が少ない

意見数

1

意見に対する考え方

「広報さの」に掲載しましたが、男性が少ないのが現状です。今後、啓発活動などを推進していくことによって、男女共同参画について男性の関心と理解を深めて参りたいと考えます。

この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部人権・男女共同参画課

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栃木県佐野市田沼町974-3(田沼行政センター)
電話番号:0283-61-1140 ファクス番号:0283-61-1142
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更新日:2019年12月02日