柔軟剤のにおいで体調を崩す人がいます

国民生活センターや全国の消費生活センターには、柔軟剤の香りにより頭痛や吐き気がするなどといった体の不調を訴える相談が、毎年一定程度よせられています。
国民生活センターでは、相談情報の内容を分析し、併せて現在販売されている柔軟剤を使用した洗濯物から放散される、揮発しやすい成分の総量やにおいの強さ、現在販売されている商品の表示を調べ、商品選択や使用にあたっての注意点等を情報提供しています。
 

消費者へのアドバイス

  1. 自分にとっては快適なにおいでも、他人は不快に感じ、中には体調を崩すという申し出もあるということを認識しておきましょう。
  2.  香りの強いタイプの柔軟仕上げ剤を表示の2倍量使用すると、総揮発性有機化合物は顕著に上昇しましたが、臭気判定士により調べたにおいの強さに明らかな差は認められませんでした。使用量の目安を参考に、過度な使用は避けましょう。
  3.  商品を選択する際は、商品にパッケージ等に記載されている「香りの強さの目安」を参考にしましょう。

詳しくは「柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)」(国民生活センター)(外部サイトへリンク)をご確認ください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

消費生活センター

〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-20-3015

更新日:2020年12月17日