あなたの家のブロック塀は大丈夫?
大規模地震はいつ、どこで起こるか分かりません。
過去の地震の中には、ブロック塀の倒壊によって尊い命が奪われるなど大きな被害が発生しています。
現行の基準に合わないブロック塀や老朽化したブロック塀は、地震や台風などの災害時に倒壊して通行人に危害を及ぼしたり、避難・救援活動の妨げになる可能性があります。
一見安全そうに見えても基準に満たないブロック塀である場合がありますので安易に考えず、それらの点検を行い安全で住みよいまちづくりのために、一人ひとりが意識していくことが大切です。
建築基準法ではこんな基準を定めています。
主な現行基準
- 高さは2.2メートル以下
- 壁の厚さは15センチメートル以上(高さが2メートル以下の場合は10センチメートル以上)
- 鉄筋(縦・横)の太さは9ミリメートル以上
- 鉄筋(縦・横)の間隔は80センチメートル以下
- 控壁の間隔は3.4メートル以内
- 控壁の幅は塀の高さの5分の1以上突出したもの
- 基礎の根入れ深さ(地中に埋め込まれている部分)は30センチメートル以上
- 基礎の丈は35センチメートル以上
(注意)高さが1.2メートル以下のブロック塀は5、6、7、8の基準は適用されません。
既存のブロック塀の安全確認
国土交通省及び社団法人全国建築コンクリートブロック工業会のホームページを参考にしてください。
社団法人全国建築コンクリートブロック工業会ホームページ(外部サイトへリンク)
既存ブロック塀等の安全性に関する取組について
平成31年3月8日に栃木県建築行政連絡協議会にて「既存ブロック塀等の安全性の確認等に係る実施要領」を制定しました。
平成31年4月1日以降、建築確認申請時に既存ブロック塀等を所有している建築主等に対して、既存ブロック塀等の点検及び点検結果を記載した点検表の提出をお願いしています。
(注意)点検表の提出の有無は、確認済証及び検査済証の交付に影響を及ぼすことはありません。
詳細は、下記ホームページを参考にしてください。点検表は、下記ホームページよりダウンロードできます。
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更新日:2019年12月02日