第11回佐野市水と緑と万葉のまち景観賞の受賞作品が決定しました!
佐野市において、周辺の景観と調和し魅力的なまちなみ景観をつくりだしている建築物や工作物、美しい景観づくりに関わる活動を継続的に行っている方々、ふるさと風景写真を募集し、この度受賞作品が決定しました。
今回は全部で20件の応募があり、まちなみ景観部門3件、まちづくり活動部門2件、ふるさと風景写真部門3件が受賞となりました。
佐野市水と緑と万葉のまち景観賞の概要
佐野市水と緑と万葉のまち景観賞は、「水と緑と万葉のまち景観計画」に基づき、佐野市の美しく緑豊かな自然や薫り高い歴史と文化を育んできた風土に調和し、優れた景観形成に寄与していると認められる建築物や工作物、まちづくり活動、ふるさと風景写真を表彰することで、魅力ある景観の向上と市民の景観によるまちづくりに関する意識の向上を図ることを目的としております。
第11回佐野市水と緑と万葉のまち景観賞 (PDFファイル: 4.1MB)
まちなみ景観部門(応募受付順)
街にひらかれた木の温もりの建築会社ドリームクリエイト
建築主
建築会社ドリームクリエイト
設計者
建築会社ドリームクリエイト
施工者
建築会社ドリームクリエイト
作品紹介
佐野市の地域のお客様に寄り添った建築会社として携わってまいりました。佐野市の自然や街並みと調和しながら、人々の暮らしに寄り添う拠点をつくりたい。その思いを込めて設計したのが建築会社ドリームクリエイト佐野スタジオです。
大きく張り出した屋根は、訪れる人をやさしく向かいいれる象徴として、木の外観や植栽とともに四季の変化を感じられるよう工夫しました。地域に開かれた建築として、街に潤いをもたらし、未来に受け継がれる景観の一部となることを願っています。
茂呂山の住宅
建築主
荻野 孔史
設計者
有限会社アーバン・クラスター
施工者
有限会社あざみ住建
庭照苑
作品紹介
本住宅は、北に雑木林と鹿の声聞く茂呂山公園、東西を田畑に囲まれた静かな住宅街にある。
内外部とも自然との寄り添いを強く意識しており、建物高さは極力抑え、外装は異素材の組み合わせをアースカラーでまとめた。
外構では、茂呂山公園内の雑木樹種と傾斜地角度を合わせた造園、かつ、公園内の地表に表出する岩舟石盤と同種の景石を配置し、地域風土との連続性・一体性のある景観としている。
また、連続した景観へのアクセントとして、アプローチ階段に道路側溝(U字溝)を利用し、独特な存在感と浮遊感のある景観も演出している。
東石スカイテラス
建築主
東京石灰工業株式会社
設計者
株式会社ライブ環境建築設計
施工者
佐田建設株式会社
作品紹介
空と緑に包まれ、人が、感性が響き合う、東石スカイテラスは、まちなかに広がる創造と憩いの空間です。建物周囲を流れる水のせせらぎが、心地よく響きわたります。
内部からも、水盤や広場が望めるようになっており、美しい景色が1つの作品として広がっています。
空と緑と水と芸術の中で、新しい出会いや発想が生まれ、街に開かれた賑わいを生み出します。また、県産材の木材ルーバーや赤いレンガなどを使用した建物は、街に溶け込み、地域に明かりを灯す建築となっております。
まちづくり活動部門(応募受付順)
米山南町会 花づくり俱楽部
活動名
身近にバラを楽しもう
活動場所
佐野市米山南町 米山公園内
活動への想い
平成27年から活動を開始し、一年を通して剪定、消毒、除草などを実施しています。バラを地域の皆さんに身近に楽しんで頂きたい、との思いで公園にバラ花壇を作りバラ栽培を始めました。公園であれば気ままに好きな時に来て、花を手に取って、香りを楽しみ、色合いを楽しめます。
公園のバラ栽培活動が今年 10 年を迎えるに当たり、バラも350 株となり花最盛期には地域の多くの皆さまがバラ鑑賞に訪れます。
梅園町 菜の花プロジェクト
活動名
World flower town plum garden
活動場所
佐野市梅園町
活動への想い
令和元年から活動を開始し、毎年6月頃に各自の田畑で菜の花の種蒔きを行い10月頃に種取りを行っています。活動に賛同した地域の40名ほどで活動しています。
田畑が耕作放棄地になりつつ中で、草ではない菜の花を植える活動をしたいという思いから始めました。毎年参加人数が増え、耕作放棄地が少しずつ改善し一面に綺麗な菜の花が広がっています。
ふるさと風景写真部門(応募受付順)
Feel the season ~季節も乗せて~
撮影場所
佐野市吉水町
風景に込めた想い
雨上がりの朝、窓の向こうに目をやると、稲穂の先で水滴が輝いて、まるで緑の波のよう。
水を張った田んぼに苗が植えられていたのがつい最近だと思ったのに…。
昨日と同じ道のりだけど、確かに季節は移り、実りの時期を迎えています。
収穫を待つ稲穂の輝きは、変わらぬ日常の中にある喜びを、そっと伝えてくれているように感じました。
12年に1度の磯山弁財天御開帳
撮影場所
磯山弁財天(本堂)
風景に込めた想い
磯山弁財天は、佐野七福神の一つにも数えられており、鎌倉時代に再建されたといわれる現在の社殿は、「釘を使わない」昔ながらの建築工法と建築美を今に伝える。
その磯山弁財天の御開帳は12年に1度の(巳年の年)に開催。
本堂の扉が開かれ、御開帳の時しかみられない御本尊や16童子などが姿を表す。
光の参道
撮影場所
浅間神社(佐野市嘉多山町)
風景に込めた想い
約800年の歴史を持つ浅間神社を期間限定の和傘ライトアップが幻想的に彩りました。
伝統と現代の美が調和し、新たな魅力を映し出しています。
ふるさと写真部門注意事項
・本部門設置の目的は、景観形成への意識啓発であり、写真撮影の技術の優劣を競うためのものではありません。
・作品は、カラー写真とし、編集ソフト等による加工をしていないものに限ります。
・公表の承諾や作品内容に関するトラブルには、主催者側は一切の責任を負いません。人物等の被写体に関する肖像権その他の権利については、必ず権利者や被写体本人(被写体が未成年の場合は親権者)の承諾を得たうえで応募してください。
・他のコンテスト等において受賞した作品(著作権が応募者以外に帰属するもの)は、原則として対象から除きます。
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更新日:2025年12月08日