佐野市の都市計画/地区計画
用途地域や都市施設は、いわば都市の大枠であり、骨組みですが、さらに、これらの大枠や骨組みの中の身近な生活空間について、地区のみなさんで話し合って、建物の用途、高さ、容積率、色彩などのルールや、地区道路、小公園の配置などについてきめ細かく地区計画を定め、景観のすぐれたよりよいまちづくりを進めることができます。
商店等が多い地区においては、1階の通りに面するところはお店がつながるように、お店以外の使い方をしないことにする、建物の形、大きさやデザインについてのルールを決め、商店街としての賑わいや華やかさを演出する、また、道路から1メートルづつ建物を後退させ、歩行者のための空間を確保する等、住宅地区においては、建物の色を落ち着いたものにそろえたり、へいを生け垣に統一したり、このように比較的小さい地区について、美しい家並やまち並をつくり出すことなどを目指して、きめ細やかなルールを定める都市計画として、地区計画があります。
用途地域で定める建物の用途や容積率の制限は、まちのどこでも守られなければならない最低限の制限として一定の広がりごとに定められています。これに加えて、用途地域より狭い範囲で、それぞれの地区の特徴を十分に生かしたきめ細かなまちづくりを進めるため、地区計画を活用することが有効です。
また、住民に身近な生活環境を良くするためには、都市の骨組みとなる道路、公園等の計画に加え、地区道路や小さな広場などの身近な施設についても定めることが大切です。
地区計画では、建築物の用途、形態などについての制限や、地区の道路、公園などの公共施設の配置と規模などを、きめ細かく定めます。こうすることで、ひとつひとつの地区にふさわしいまちづくりを進めることができます。
名称
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面積
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当初決定
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最終変更
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佐野市羽田工業団地地区計画 | 約28.0ヘクタール | 平成9年7月1日 | |
佐野新都市高萩・越名地区地区計画 | 約91.9ヘクタール | 平成14年3月1日 | 平成30年4月1日 |
佐野新都市町谷地区地区計画 | 約23.2ヘクタール | 平成14年3月1日 | 平成30年4月1日 |
佐野新都市西浦・黒袴地区地区計画 | 約26.9ヘクタール | 平成16年10月1日 | 平成30年4月1日 |
田沼北地区地区計画 | 約18.2ヘクタール | 平成19年10月2日 | |
佐野田沼インター周辺地区地区計画 | 約23.2ヘクタール | 平成23年11月1日 | 平成30年4月1日 |
佐野岩崎産業団地地区計画 | 約23.5ヘクタール | 平成24年9月28日 | 平成29年9月25日 |
駅南公園西地区地区計画 | 約0.7ヘクタール | 令和3年6月21日 | |
アグリタウン地区計画 | 約5.4ヘクタール | 令和4年3月31日 | |
田島地区地区計画 | 約3.5ヘクタール | 令和6年1月12日 |
地区計画の届出
地区計画の目標は、個々の建築行為等を規制、誘導することによって実現されるものです。そのため、地区計画区域内での建築物の新築、増築、改築、移転や宅地造成等を行う場合、地区計画の内容に適合した建築等の計画であるかどうか判断するため、個々の行為について「届出」をしていただきます。
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更新日:2024年01月12日