公園内でナラ枯れ対策をしています

ナラ枯れについて

「ナラ枯れ」とは、樹木の伝染病のひとつです。ナラ類、シイ・カシ類の幹などにカシノナガキクイムシと呼ばれる体長5mmほどの甲虫が入り込み、ナラ菌を媒介することで引き起こされます。

カシノナガキクイムシが入り込んだ樹木からは、フラスと呼ばれる木くずとフンが混ざったものが排出されます。被害を受けた樹木は、水を十分に吸い上げるこどができなくなり、枯れてしまうことがあります。

カシノナガキクイムシ  フラスが排出された樹木2

対策実施公園

本市でも令和4年に城山公園(若松町)、観音山公園(富岡町)、茂呂山公園(茂呂山町)、千代ヶ岡公園(赤見町)でカシノナガキクイムシのフラスの排出を確認しました。

城山公園(PDFファイル:362.1KB)

観音山公園(PDFファイル:349.8KB)

茂呂山公園(PDFファイル:303.6KB)

千代ヶ岡公園(PDFファイル:282.9KB)

対策内容

すでに樹木に入り込んだ成虫は、6月頃から幹を飛び出し、新たな樹木へ移動します。

そのため、樹木に入り込んだカシノナガキクイムシが他の樹木へ移動したり、他の樹木から入り込まないよう、上記の公園で樹木に粘着シートの巻きつけを実施しております。

粘着シート被覆後樹木

カシノナガキクイムシからの被害を防ぐため、樹木に巻きつけた粘着シートの外側も粘着するようになっております。人体に影響はありませんが、触らないようご注意ください。

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部都市整備課

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更新日:2023年04月21日