大野彩《黎明》

更新日:2020年09月20日

大野彩《黎明》
作品情報
作品名 黎明
作品名よみ れいめい
作者名 大野彩
作者名よみ おおの、みさお
作者生没年 昭和28年~(1953~)
制作年 平成14年(2002)
寸法(センチメートル) 各縦130.0、横53.0
材質技法・員数 フレスコ(ブオン・フレスコ)、パネル6面
備考1  
備考2  
English OONO, Misao

作品解説

大野彩は1953年生まれ。多摩美術大学油絵科卒業、東京藝術大学大学院壁画科修了(フレスコ専攻)。イタリアやルーマニアでフレスコを学んだほか、世界各地の壁画、日本の左官技術などを訪ね歩き、フレスコ技法の研究と作品制作を行っています。

石灰石を焼いて石灰を作る古代技術の再現実験に当地の石灰石が提供されたことから、佐野とフレスコの縁が始まりました。

吉澤記念美術館の開館にあわせて制作された本作品は、蓼科をもとにイメージを広げた夜明けの風景が、フレスコの代表的な技法「ブオン・フレスコ」を用いて描かれています。石灰モルタルが乾く前に、水で溶いた顔料を筆に含ませて絵を描きます。石灰が乾燥し結晶化する過程で、消石灰の成分が顔料の粒子を包みこんで画面に定着させるため、美しい色彩が半永久的に保たれます。

なお、美術館のある佐野市葛生は西洋の伝統技法「フレスコ」に必要不可欠な石灰の関東有数の生産地です。美術館門扉のもう一点の大野作品「かくれんぼ」のほか、周辺施設にもフレスコ壁画がありますので、ご来館の際には「フレスコ散歩」をお楽しみください。

作品展示情報

常設展示

この記事に関するお問い合わせ先
佐野市吉澤記念美術館

〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-86-2008
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