桜井雪館《雪中三顧図》

作品名 | 雪中三顧図 |
作品名よみ | せっちゅうさんこず |
作者名 | 桜井雪館 |
作者名よみ | さくらい、せっかん |
作者生没年 | 正徳5~寛政2年(1715~1790) |
制作年 | 江戸時代中期 |
寸法(センチメートル) | 各縦113.1、横36.3 |
材質技法・員数 | 絹本着色、三幅 |
備考1 | |
備考2 | |
English | SAKURAI, Sekkan |
作品解説
桜井雪館は、正徳5年(1715)、雪舟の流れをくむ雲谷派の画僧・等禅に学んだ曾祖父以来、常陸で四代続く画家の家に生まれました。雪館も江戸で「雪舟十二画裔」を標榜しました。『古今諸家人物志』(明和6年刊)では「唐画」「雪舟流」に分類され、門人は月僊など二百人に及びました。筆法の重要性を説いた著作『画則』(安永5年刊)も知られています。寛政2年(1790)死去。
屈曲の目立つ筆線で構成する画風で、山水・人物を得意としました。中幅に諸葛孔明を訪う劉備、左右幅に劉備の義兄弟の関羽・張飛を配して三国志の名場面を描く本作も、海老反りになって見得を切るようなポーズなど、雪館の人物画の特徴をよくそなえています。
作品展示情報
今後の展示は未定です。
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更新日:2021年03月29日