福田鳴鵞《山水図》

作品名 | 山水図 |
作品名よみ | さんすいず |
作者名 | 福田鳴鵞 |
作者名よみ | ふくだ、めいが |
作者生没年 | 文化15~明治27年(1818~1994) |
制作年 | 明治15年(1882) |
寸法(センチメートル) | 縦133.4、横40.0 |
材質技法・員数 | 絖本墨画淡彩、一幅 |
備考1 | |
備考2 | |
English | FUKUDA, Meiga |
作品解説
福田鳴鵞は、文化15年(1818)信濃国生まれ。父に伴われて少年時代を葛生で過ごし、吉澤家とは松堂から慎堂まで三代にわたり親交を持ちました。日光で山本蕉逸に漢学を学び、秩父三峰山での修学を経て弘化3年(1846)、江戸の薪商・福田家の婿となり、敬業また万屋兵四郎と称しました。幕末明治期に漢訳洋書の翻刻・刊行を行い、勝海舟と親交がありました。明清書画も所蔵しました。明治27年(1894)死去。
本図は、同世代の吉澤象水の古希を祝って描かれました。藍や代赭を用いた山水は、清代中国画の雰囲気を伝えます。画面上部中央に黒々とした筆で陶淵明「帰去来辞」の一節を記すのは勝海舟です。
作品展示情報
今後の展示は未定です。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
佐野市吉澤記念美術館
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-84-3655
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2021年03月29日