児玉果亭《豊華呈祥図》

更新日:2021年03月29日

児玉果亭《豊華呈祥図》当館蔵の写真
作品情報
作品名 豊華呈祥図
作品名よみ ほうかていしょうず
作者名 児玉果亭
作者名よみ こだま、かてい
作者生没年 天保12~大正2年(1841~1913)
制作年 明治32年(1899)
寸法(センチメートル) 縦141.6、横51.0
材質技法・員数 絹本着色、一幅
備考1  
備考2  
English KODAMA, Katei

作品解説

天保12年(1841)信濃・渋温泉(現・長野県)生まれ。はじめ南蘋派を学び、幕末から明治初期に各地を遊歴、京都で田能村直入に南画を学びます。明治13年(1880)以降は郷里に居を構えますが、東洋絵画共進会で銀賞を受賞するなど高評を得ました。中国画に深い関心を寄せ、山水を最も得意としました。当地の吉澤家と親交があったらしく、為書のある作品や襖絵など多くの作品が残っています。大正2年(1913)死去。

柘榴の木のもとに、牡丹や百合など吉祥の意味を持つ花々が咲き競っています。淡墨による山水を得意とする一方で、本作のように輪郭を用いない没骨法によって花を描いた作品も多く遺しています。

作品展示情報

今後の展示は未定です。

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佐野市吉澤記念美術館

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