前田正博
カラフル×モノクロ、前田正博×日本画
終了しました
開館10周年記念特別企画展
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前田正博《色絵金銀彩蓋物》平成23年
会期
平成25年1月26日(土曜日)〜4月14日(日曜日)
会期中の休館日
毎週月曜日(2月11日(月曜日・祝日)は開館)、2月12日(火曜日)、3月21日(木曜日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時
観覧料
一般500円(20名以上の団体は450円)
4月1日から、大学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は観覧無料になりました。
(注意)学生証・障害者手帳等をご提示ください。
注意点
(注意)都合により会期・内容が変更となる場合があります。
「カラフル×モノクロ」という切り口で、陶芸(前田正博)と日本画の2分野の楽しみを味わう展覧会です。
中心となるのが、現代の陶芸界で高い評価を集めている色絵磁器作家・前田正博(昭和23年京都府生まれ、東京都在住)の特集です。通常の「色絵」で用いられるガラス質の和絵具ではなく、マットな洋絵具を駆使してユーモラスな鳥や植物モティーフを配した軽やかな作風で知られてきましたが、平成19年頃から色数を抑制した幾何学的文様の禁欲的な作風に転じ、一層高い評価を得ています。
この展覧会では、前田の従来と近年の作風を対比しつつ、おおむね年代順に初期から平成24年の最近作までの約40点をご覧いただきます。色の層の複雑な絡み合い、一見して磁器とは思えない質感、モノクローム調の作品における多彩な取り組み、造形の面白さなど、見どころとなるポイントを提示してその魅力を探ります。初公開の個人コレクションを中心に構成しており、近年の単色タイプの作品の展開と深化も見どころのひとつです。また、板谷波山ほか当館コレクションの陶芸作品8点も「カラフル×モノクロ」のテーマで展示します。
「日本画」では、当館収蔵の近現代の日本画作品を中心に、同じ画家の中での「カラフル×モノクロ」、同一画題で異なる色彩表現を取るものなどをお楽しみいただきます。絵具と箔の層を重ねる塚原哲夫など、前田正博作品と日本画のジャンルを超えた意外な共通点にも注目し、双方の表現の魅力を掘り下げてみたいと思います。
(注意)作者・作品名表記について
本展覧会会場では、作者名・作品名等に一部常用外漢字を使用しておりますが、本サイトでは下記の方針をとっておりますのでご了承ください。
- パソコンで表示できる漢字への振り替えが出来るもの(異字体)については振り替え
- パソコンで表示できる漢字への振り替えが出来ない場合はカタカナ表記に振り替え
主な展示作品
前田正博作品40点程度、その他陶芸作品8点程度、日本画17点程度
以上計65点程度を予定
「カラフル×モノクロ 前田正博×日本画」展示作品リスト (PDFファイル: 128.4KB)
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前田正博《色絵金銀彩深鉢》1989年(昭和64年・平成元年)
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前田正博《色絵銀彩蓋物》平成23年
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前田正博《色絵金銀彩飾り壺》平成8年
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前田正博《金鳥紋水指》昭和55年頃
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前田正博《色茶碗》平成18年
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前田正博《色茶碗》平成7年頃
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前田正博《色絵花入》平成24年
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前田正博《色絵銀彩水指》平成21年
他の主な陶芸
板谷波山《彩磁呉州絵香炉》当館蔵、富本憲吉《色絵金銀彩羊歯模様水指》当館蔵
十五代楽吉左衛門《黒茶碗》当館蔵ほか
日本画
塚原哲夫《幻春》当館寄託、松本哲男《巌》当館蔵、平山郁夫《大和薬師寺の森》ほか
会期中の催しもの
終了しました
前田正博氏ギャラリートーク
- 日程:2月24日(日)午後2時〜(60分程度)
- 場所:美術館展示室(エントランス集合)
- 自由参加。当日の観覧券が必要です。
(注意)参加者多数の場合は入場制限を行います。
作品鑑賞会〜当館学芸員とご一緒に〜
- 日程:2月16日(土曜日)、3月17日(日曜日)、4月6日(土曜日)各日午後2時〜(40分程度)
- 場所:美術館展示室(エントランス集合)
- 自由参加。当日の観覧券が必要です。
当館学芸員が作品解説を行いながら、皆様とご一緒に作品鑑賞を行います。
内容・展示作品について
予告なく内容・展示作品等が変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
佐野市吉澤記念美術館
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-84-3655
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更新日:2019年10月16日