田中正造をめぐる美術
田中正造翁没後百年顕彰事業 田中正造をめぐる美術
終了しました
田中正造翁没後百年顕彰事業 特別企画展
【併催:板谷波山没後50年を迎えて—吉澤コレクションから】
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塚原哲夫《谷中村の田中正造》(昭和58年)当館蔵
会期
平成25年10月12日(土曜日)〜11月24日(日曜日)
会期中の休館日
毎週月曜日(10月14日、11月4日(月曜日・祝日)は開館)、10月15日(火曜日)、11月5日(火曜日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時
主催
佐野市、佐野市教育委員会、佐野市立吉澤記念美術館
観覧料
一般500円(20名以上の団体は450円)
大学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は観覧無料
(注意)学生証・障害者手帳等をご提示ください。
注意点
(注意)都合により会期・内容が変更となる場合があります。
佐野市在住の方は、広報さの9月15日号「無料観覧券」をご利用ください。
1枚で2人までご利用いただけます。
10月20日(日曜日)は葛生ワンダーランドのため観覧無料です!
解説
佐野市で実施する「田中正造翁没後百年顕彰事業」の一環として開催する展覧会です。 平成25年は、田中正造が亡くなってから100年となる節目の年です。田中正造は、公害の原点とされる足尾鉱毒問題の解決にその生涯をかけて取り組んだ、佐野市が誇る「郷土の偉人」です。 佐野市では、没後100年にあたり、正造翁の偉業を広く顕彰し、永く後世に伝えるため、全市、全庁をあげてさまざまな顕彰事業に取り組んでいます。 佐野市立吉澤記念美術館では、「原爆の図」で知られる画家、丸木位里・俊の晩年の作品「足尾鉱毒の図」(太田市所蔵、制作にあたり佐野市内でも取材)など、田中正造を主題とした美術作品を展示します。作品を鑑賞することで鉱毒被害に直面した人々の苦しみに思いを寄せる機会となれば幸いです。また、渡良瀬川流域在住の現代作家の作品紹介し、正造の思想と取組みが、日本が繰り返し直面してきた問題を考える際に参照され続け、現在に至るまで大きな意味を持つものであることを確認します。 なお、正造は幼い頃に墨竹を当地・葛生の吉澤松堂に学んでいるほか、明治の重要な歴史画家・小堀鞆音との交わりなど、郷土の絵画史との接点も少なくなくありません。関連作品・資料を紹介し、田中正造の思想の背景にある地域性を掘り起こしたいと思います。 美術という切り口から、近年その重要性が増す田中正造の思想に、より多くの方々に触れていただく機会となれば幸いです。
主な展示作品
「田中正造をめぐる美術」展示作品リスト (PDFファイル: 121.3KB)
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丸木位里・俊《足尾鉱毒の図 第1部》(昭和61年) 太田市所蔵
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丸木位里・俊《足尾鉱毒の図 第4部》(昭和62年) 太田市所蔵
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小口一郎《野に叫ぶ人々 直訴》大日山美術館所蔵
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光山明《ニッポン顔出し看板紀行—栃木県下都賀郡旧渡良瀬川—》
(平成24年) 作家蔵
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下川勝《植物からのことば—みっつの事象》
(平成23年) 作家蔵
展示予定作品 約20点
吉澤松堂《墨竹図》当館蔵
木下尚江《田中正造像》佐野市郷土博物館所蔵
腰塚靄岳《田中翁渡赤麻沼図》佐野市郷土博物館所蔵
小口一郎《野に叫ぶ人々》(「川俣事件その2」など7点)大日山美術館所蔵 ほか
会期中に一部展示替えを行います。
併催 板谷波山没後50年を迎えて—吉澤コレクションから—
本年は近代日本陶磁の高峰・板谷波山(明治5年~昭和38年)の没後50年です。 若い頃に波山との交流を持った吉澤兵左氏(1926年(大正15年・昭和元年)〜平成23年)が収集した当館収蔵のコレクションから約10点を展示し、波山をめぐる思い出もあわせて紹介します。
主な展示作品
板谷波山《彩磁蔓草文香炉》、《青磁下蕪花瓶》当館寄託ほか
会期中の催し物
終了しました
特別講演会「丸木位里・俊が見た足尾鉱毒」
- 講師:岡村幸宣氏(公益財団法人 原爆の図 丸木美術館 学芸員)、坂原辰男氏(田中正造大学事務局長)
- 日程:10月26日(土曜日)午後2時〜3時30分
- 定員:70名(要申込・先着順)
- 参加無料(注意)展覧会の観覧は有料です。
- 申込方法:10月20日(日曜日)締切。直接または電話(0283-86-2008)でお申し込みください。
(休館日は除く)
映画「波山をたどる旅」無料上映会
- 日程:11月10日(日曜日)午後2時〜3時40分(1時間40分程度)
- 定員:30名(当日自由参加)
- 参加無料(注意)展覧会の観覧は有料です。
葛生ワンダーランド〜来て、見て、楽しい!4館トキメキスタンプラリー
- 日程:10月20日(日)午前9時30分〜午後5時
美術館・化石館・伝承館・葛生図書館の4館を巡り、クイズとスタンプラリーにチャレンジ!
豪華景品をゲットできるかも?家族やお友達を誘ってふるってご参加ください。
作品鑑賞会〜当館学芸員とご一緒に〜
- 日程:11月2日(土曜日)、11月24日(日曜日)各日午後2時〜(30分程度)
- 場所:美術館展示室(エントランス集合)
- 自由参加。当日の観覧券が必要です。
当館学芸員が作品解説を行いながら、皆さまと一緒に作品鑑賞を行います。
ごいっしょに 田中正造翁没後百年顕彰事業より
終了しました
開館30周年記念第60回企画展「田中正造と共に〜嶋田宗三家文書からたどる〜」
会期
10月5日(土曜日)〜11月24日(日曜日)
田中正造翁没後100年記念祭
記念演劇公演 於佐野市文化会館
10月12日(土曜日)、13日(日曜日)
未来への大行進 春日岡山惣宗寺出発
10月13日(日曜日) 午前10時開会 午前10時30分出発
内容・展示作品について
予告なく内容・展示作品等が変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。
- この記事に関するお問い合わせ先
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佐野市吉澤記念美術館
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-84-3655
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更新日:2019年10月16日