生誕100年田村耕一展

更新日:2019年09月27日

特別企画展

終了しました

田村耕一の鉄釉流描梅文様楕円鉢の写真

田村耕一《鉄釉流描梅文様楕円鉢》昭和41年 東京国立近代美術館

生誕100年田村耕一展の詳細
会期 平成30年(2018) 10月20日(土曜日)〜 12月9日(日曜日)
会期中の休館日 毎週月曜日
開館時間 午前9時30分〜午後5時
観覧料 一般510円(20名以上の団体は460円)
大学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は観覧無料
(注意1)学生証・障害者手帳等をご提示ください。
(注意2)都合により会期・内容が変更となる場合があります。

展覧会の概要

田村耕一は大正7年(1918)栃木県安蘇郡犬伏町(現・佐野市)に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)工芸科図案部で学びました。学生時代の自炊生活の中でやきものに親しみ、終戦後に勤務した京都の輸出陶磁器図案研究所で富本憲吉の薫陶を受け、作陶への志を固めました。

郷里へ戻って作陶に取り組み、益子の栃木県窯業指導所勤務の後、昭和28年(1953)、佐野に登窯を築いて作家活動を開始しました。昭和31年、日本橋高島屋での初個展や第5回現代日本陶芸展での受賞により本格的デビューを果たし、鉄釉を基調に、古陶などを意識しつつ現代的な感覚で再構築した独自の作風を確立しました。

そして昭和46年頃を境に、白釉・青磁・銅彩(辰砂)など多彩な釉技に取り組み、闊達な鉄絵と共に華やかに器を彩る作風へと転じています。また、東京藝術大学教授として多くの後進を育て、各種技法書を出版するなど、教育・普及面でも重要な足跡を残しました。

昭和61年、重要無形文化財「鉄絵」保持者(いわゆる人間国宝)の認定を受けましたが、翌62年(1987)1月3日、68歳で惜しまれつつ亡くなりました。

この展覧会は、佐野市全体で開催する「佐野市人間国宝田村耕一生誕100年記念事業」の関連催事として開催します。佐野市立吉澤記念美術館では、東京国立近代美術館工芸館に収蔵される田村の代表的優品の「里帰り」を中心に、市内外の名品が久しぶりに集合します。また、知られざる初期の模索や創造の過程を示す資料も加えて構成し、「陶芸ならではの芸術」をめざし、たゆむことなく変幻し続けた田村耕一の魅力を改めて紹介します。

田村耕一生誕100年 佐野に生きた現代陶芸の穏やかな変革者 平成30年11月を中心に展覧会・講演会など記念事業を展開します

人間国宝田村耕一生誕100年記念事業総合サイト

主な展示作品

会期中に一部展示替えがあります。
前期:10月20日(土曜日)〜11月11日(日曜日) 後期:11月13日(火曜日)〜12月9日(日曜日)
田村耕一作品・資料は各期約100点、板谷波山・富本憲吉作品7点を展示します。

田村耕一の青瓷葡萄文大皿の写真

田村耕一《青瓷葡萄文大皿》
昭和48年 個人蔵

田村耕一の鉄絵銅彩竹林と鷺文大壺の写真

田村耕一《鉄絵銅彩竹林と鷺文大壺》
昭和59年 栃木県立美術館

田村耕一の刷毛目鉄絵竹文大壺の写真

田村耕一《刷毛目鉄絵竹文大壺》
昭和47年 東京国立近代美術館蔵

絵付け中の田村耕一の写真

絵付け中の田村耕一
昭和32年

田村耕一の色絵椿文鉢の写真

田村耕一《色絵椿文鉢》
昭和21年 個人蔵

田村耕一の黒陶梅文壺の写真

田村耕一《黒陶梅文壺》
昭和45年 個人蔵

田村耕一使用の文様型の写真

田村耕一使用 文様型
個人蔵

田村耕一の『陶芸の技法』挿図素案の写真

田村耕一《『陶芸の技法』挿図素案》
昭和45年頃 個人蔵

会期中の催し物

陶芸体験教室:田村耕一の鉄絵を学ぶ

  • 講師:迎泰夫氏(陶芸家)
  • 日時:平成30年11月10日(土曜日) 午後1時〜午後4時
  • 参加費:3000円(予定)
  • 定員20名、申し込み先着順
  • 会場:佐野市立吉澤記念美術館

佐野市人間国宝田村耕一生誕100年記念 ギャラリートーク

  • 講師:佐伯守美氏(陶芸家)
  • 日時:平成30年12月1日 午後2時〜午後3時
    (注意)午後1時15分〜 オカリナ愛好会・田沼のコンサートも実施(同会場)
  • 参加無料(展覧会観覧は有料)、定員70名 申込先着順
  • 会場:佐野市立吉澤記念美術館
  • 主催:佐野市人間国宝田村耕一生誕100年記念事業実行委員会、佐野市立吉澤記念美術館

フレスコ壁画見学会

葛生伝承館・石灰石工業会館など近隣施設のフレスコ壁画をめぐり、作者等による制作秘話・技法についてお話をうかがいます。

  • 日時:11月10日(土曜日)、11日(日曜日)、12月1日(土曜日)午前11時〜正午頃
  • 場所:吉澤記念美術館集合。徒歩で回ります
  • 講師:土澤利雄氏(元栃木県石灰工業協同組合職員)、戸倉英雄氏[11月10日、11日]、福島恒久氏[12月1日](いずれも葛生伝承館壁画制作者)
  • 参加:参加無料、当日自由参加
    (注意)葛生伝承館大壁画公開制作も予定しています(11月10日〜1週間程度)

作品鑑賞会〜当館学芸員とご一緒に〜

  • 日程:11月23日(金曜日・祝日)午前11時〜正午
  • 場所:美術館展示室(エントランス集合)
  • 自由参加。当日の観覧券が必要です。
    当館学芸員が作品解説を行いながら、皆様とご一緒に作品鑑賞を行います。

内容・展示作品について

予告なく内容・展示作品等が変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。

この記事に関するお問い合わせ先
佐野市吉澤記念美術館

〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
電話番号:0283-86-2008 ファクス番号:0283-86-2008
お問い合わせフォームはこちら