要谷山(ようがいさん)城跡

要谷山城跡は、標高約400メートルの要谷山に所在する山城です。主郭の周囲に石垣が今も残ります。山頂付近は東西約16メートル、南北約17メートルの規模で、主郭と周囲には曲輪が配置されています。山頂の複数個所に石垣が残されています。

築城については天正年間に小野高吉が築いたとされ、その後、足利長尾氏方の小曽根筑前守によって落城したといわれています。

戦国時代おいて、関東地方は土造りの城が多く、石垣等を有する城はあまりなかったようですが、本市域には他にも石垣や石積みを有する城跡が複数あります。このことは本市域の大きな特色です。

要谷山城跡 遠景
要谷山城跡 山頂石垣の様子
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更新日:2019年12月02日