佐野城跡(さのじょうせき)

佐野城跡城内から発掘調査で確認された本丸の石畳の写真

佐野城跡は、南側から三の丸・二の丸・本丸・北出丸が直線的に配置された連郭式平山城跡であり、史跡としてだけではなく、名勝「城山公園」としても指定されている市の貴重な文化財です。

史料「下野一国」によると、城の規模は東西約370メートル、南北約580メートルと記されています。また広大な外堀を廻らせていた様子も記されており、このことは現況ではほとんど確認できませんが、字「外堀」という地名として残っています。

佐野氏が唐沢山城からの移転先として築城を始めたとされる慶長5年(1600年)から、慶長19年(1614年)に改易されるまで、わずか10数年しかないことから、これまでは未完成のまま廃城となったと考えられてきました。

ところが近年の発掘調査では、城内から礎石建物、石垣虎口、石畳などの遺構が確認されており、また瓦も多量に出土していることから、現在では完成された城郭であったと考えられるようになっています。

また佐野城の築城とともに、碁盤の目状の整然とした城下町づくりも始められており、それが400年後の今日の町並みに受け継がれているのです。

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更新日:2019年12月02日