のびのび(5歳児)発達相談

年中の時期は、集団のルールを理解する、コミュニケーションが発達するなど人との関係や社会性を伸ばし、基本的な生活習慣の確立などの小学校生活に向けた準備をしていく大切な時期です。

佐野市では、お子さんのすこやかな成長発達やご家庭での子育てを支援するため、5歳になるお子さんを対象に下記のとおり「のびのび発達相談」を実施しています。

この機会に、保護者の方にはこれまでのお子さんの成長・発達を振り返っていただき、早い時期から就学に向けた準備をしていくことで、安心して就学を迎えることが出来るよう保護者の方や園の先生と一緒に考えていきたいと考えています。

対象

佐野市に住所のある年中児(今年度5歳を迎えるお子さん)

実施方法

佐野市内保育園、幼稚園に通園されている方

1.園をとおして調査票を保護者に配布します。

2.保護者は調査票を記入し、園へ提出してください。

3.調査票を元に、保健師などが園を訪問し観察します。(実施内容はQ&A参照)

4.園を通して結果をご案内します。必要時、専門職(医師・作業療法士・言語聴覚士・教諭・心理士など)の相談を紹介します。

佐野市以外の園に通われている方、未就園の方

1.保護者あてにのびのび発達相談調査票を送付します。

2.のびのび運動グループ相談にお子さんと一緒にお越しください。(1に案内を同封します。)

3.のびのび運動グループ相談で、調査票や当日の様子をふまえて、小児科医師や作業療法士、保健師などと個別相談を行います。(実施内容はQ&A参照)

Q&A

園訪問ではどのようなことをするの?

すべての園で共通した活動(手遊び・ケンケン・片足立ち・人物画・四角を描く・丸の切り抜き・のり貼り・へびおに等)を実施します。

のびのび運動グループ相談とは?

年中児のお子さんを対象に保健センターで行う相談です。園訪問と同じような活動(手遊び・ケンケン・片足立ち・人物画・四角を描く・丸の切り抜き・のり貼り等)を行います。その様子や調査票をもとに、医師や作業療法士、保健師等と個別で相談を行います。

年中ではどのようなことができるようになるの?

お子さんの発育・発達には個人差がありますが、年中児の発達の目安は下記のとおりです。

年中児の発達の目安
  4歳半頃 5歳頃
大きな体の動き 片足ケンケンが左右の足でできる スキップができる
手先の動き はずむボールをつかむ 紙飛行機を自分で折る
習慣 信号を見て正しく道路をわたる ひとりで着替えができる
人とのかかわり じゃんけんで勝敗が分かる 砂場で友達と協力して一つの山を作る
ことば

四数詞の復唱が2つ以上できる

(例)

5-2-4-9

6-8-3-5

7-3-2-8

文章の復唱が2つ以上できる

(例)

こどもが2人ブランコに乗っています

山の上に大きな月が出ました

昨日お母さんと買い物に行きました

理解 数の概念が分かる(5まで) 左右が分かる

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども福祉部こども政策課

〒327-8501
栃木県佐野市高砂町1
電話番号:0283-20-3002 ファクス番号:0283-24-2708
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更新日:2025年08月19日