ロタウイルスワクチン
令和2年10月1日からロタウイルスワクチンの定期接種が始まりました。
ロタウイルスワクチンは、現在2つの製品があり、接種回数等が異なります。どちらか一方のワクチンを決めていただき、規定の回数の接種を完了していたがく必要がありますので、ご注意ください。
なお、どちらのワクチンも生後14週6日までに受けることが推奨されています。
ロタリックス(1価)
1.対象年齢
生後6週0日から24週0日
2.接種方法
4週以上の間隔で2回接種
ロタテック(5価)
1.対象年齢
生後6週0日から32週0日
2.接種方法
4週以上の間隔で3回接種
実施場所
佐野市の予防接種協力医療機関で接種します。
(注意)やむを得ない事情により他市で受ける際は事前に健康増進課にご連絡ください。
持参する物
母子健康手帳、予診票(予診票を持っていない場合は協力医療機関または健康増進課にあります)
負担費用
無料です。ただし、対象年齢を過ぎた場合や、連絡なく協力医療機関以外で接種した場合は有料になります。
病気について
ロタウイルスによる下痢症は、急激な嘔吐と白色水様便を頻回に排泄し、発熱が3割から5割程度にみられます。
日本でのロタウイルス胃腸炎の発症は冬~春に多く、主に生後3~24か月の乳幼児に起こりますが、ピークは生後3~15か月です。生後3か月までは、母親からもらった免疫によって感染しても症状しても症状が出ないか、症状があっても軽く済みますが、生後3か月以降に初めて感染すると重症化しやすくなります。実際に、ロタウイルス胃腸炎は、小児急性重症胃腸炎の原因の第一位で、受診した人の10人に1人が入院するという報告があります。
厚生労働省感染性胃腸炎(特にロタウイルス)について
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更新日:2020年10月01日