サビイロクワカミキリ
令和6年6月1日現在、佐野市内、栃木県内では確認されておりません。
サビイロカミキリとは
成虫の体長は、2.6センチから3.7センチ程度。体色は錆びた色合いに白い斑紋があり、胸部に近い羽部分に粒状突起がある。
幼虫が主に、イヌエンジュ、エンジュへ食入・加害することで樹木を衰弱させ、進行すれば枯死することがあります。
福島県で生息が確認されています。
令和5年9月1日付けで、特定外来生物に指定され、飼育や販売等が禁止、生きたまま持ち運ぶことが違法となります。見つけたらその場で捕殺してください。
生態について
幼虫は生木の内部を摂食する際にフラスを排出し、樹木内で2年程かけて成長し、7月~9月に成虫となって樹木の外に出ます。メスの成虫は、主に夜間に樹皮に卵を産み、その卵を腹部から出す体液で塗り固めマウンド状の産卵痕を形成します。
成虫を発見した場合
成虫を見つけた場合は、踏みつけるなどして捕殺してください。被害の拡大を抑止する大きな一助になります。
また、公園等市有地にて発見した場合、施設管理者等への連絡について、ご協力お願いします。
ご連絡方法ですが、原則メールにてお願いいたします。
担当課(施設管理者)がわかる場合は上記「各課問合せ先」のページに記載のある担当課のメールアドレスへ、報告者の氏名・住所、見つけた場所、見つけた日、見つけた内容(成虫○匹、フラスを○○で確認等)を本文へ記載し送信をお願いいたします。
担当課がわからない場合は上記「公共施設情報一覧」をご覧いただき担当課(施設管理者)をご確認、ご連絡をお願いいたします。
サビイロクワカミキリ被害木の対処方法
- 樹木のフラスを払う。
- フラスの排出孔にスプレータイプの薬剤を注入する。
(注意)薬剤で完全に駆除することは困難です。駆除しきれなかった幼虫が7月以降に成虫となり樹木の外に出てくるので、定期的に見回りを行い、成虫を捕殺してください。
被害が進行してしまった場合
- 多くのフラス排出孔や成虫の脱出口が確認された枯れかけの樹木は、完全な駆除は困難であるため、伐採を検討してください。
- 伐採した樹木、枯死した樹木は被害拡大を防ぐため、放置せずに、業者依頼等により早期に焼却処分やチップ化します。
詳細(写真含)については次のデータをご参考ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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市民生活部環境政策課
環境係
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更新日:2024年06月11日