第9回佐野市⽔と緑と万葉のまち景観賞の受賞作品が決定しました!
佐野市において、周辺の景観と調和し魅⼒的なまちなみ景観をつくりだしている建築物や⼯作物、美しい景観づくりに関わる活動を継続的に⾏っている⽅々、市内の魅⼒ある景観をおさめた写真を募集し、この度受賞作品が決定しました。
今回は全部で18件の応募があり、まちなみ景観部門3件、ふるさと風景写真部門4件が受賞となりました。
第9回水と緑と万葉のまち景観賞チラシ (PDFファイル: 1.5MB)
概要
佐野市⽔と緑と万葉のまち景観賞は、「⽔と緑と万葉のまち景観計画」に基づき、佐野市の美しく緑豊かな⾃然や薫り⾼い歴史と⽂化を育んできた風⼟に調和し、優れた景観形成に寄与していると認められる建築物や⼯作物、まちづくり活動、ふるさと風景写真を表彰することで、魅⼒ある景観の向上と市⺠の景観によるまちづくりに関する意識の向上を図ることを目的としております。
まちなみ景観部門(応募受付順)
株式会社東京フード 新事務所及びいも家kaneki
建築主
株式会社東京フード
設計者
有限会社寺田平手設計
パワープレイス株式会社
若杉浩一(武蔵野美術大学)
工事施工者
株式会社ヤマト
作品紹介
赤坂町に建築された事務所兼工場直売所です。
軒天や外壁には、木材を用いることで落ち着きのある外観に仕上げられています。直売所入口にはオープンテラスが設置され、開放感のある雰囲気となっています。
Pain récit(パンレシ)
建築主
酒本正輝
設計者
小島光晴建築設計事務所
工事施工者
スタジオキューブ株式会社
作品紹介
100年以上前に建てられた古民家を利用したパン屋の店舗兼住宅です。
こどもの国の豊かな自然を借景とし、その緑を街に繋ぐように植栽が施されています。外壁には杉板を活用することで、周辺の樹木との一体感が生まれ、自然に溶け込むように仕上げられています。
馬門鏡もち保育園
建築主
学校法人呑龍愛育会
設計者
株式会社手塚建築研究所
工事施工者
清田建設工業株式会社
作品紹介
周辺に広がる田園風景に馴染むように建てられた保育園です。
軒の深い半戸外の回廊により、多様な活動が可能な回遊空間を生み出しています。長屋門や縁側といった日本の伝統様式を取り入れた園舎には、園児たちに日本の伝統文化を大切にしてもらいたいという園の願いが込められています。
ふるさと風景写真部門(応募受付順)
梅のころ(城山公園)
撮影場所
城山公園(佐野市若松町)
風景に込めた想い
城山公園は自分の散歩コースです。
冬枯れの中で、梅の花が彩りを見せると、春が近いことを実感します。
大切な場所
撮影場所
佐野市国際クリケット場(佐野市栃本町)
風景に込めた想い
コロナ禍、子どもにがまんさせることが多くなりました。ここでは、開放的な気持ちになれ、思いっきり走り回れます。親も子も遊んだ後は、心がスッキリします。私達家族には、とても大切な場所です。
I Talk to the Wind
撮影場所
飛駒湧水の里公園(佐野市飛駒町)
風景に込めた想い
夏が過ぎて誰もいなくなった湧水公園では、風に語り掛けるしかありません。しかし、風は答えてはくれません。
飛駒盆地の南端に位置する湧水公園は、小さくて、隅々までじっくり歩いても10分くらいです。
画面の奥(公園の北西)には、飛駒三山の一つ、多高山が覗いています。
水と緑と思い出と
撮影場所
御神楽農村公園(佐野市御神楽町)
風景に込めた想い
春は藤の花、秋は曼珠沙華が咲き彩りが増します。
小さいときに遊んだ川や、父母と参拝した宇都宮神社を眺めながらのんびり過ごせます。
小さい頃にはこの公園はなかったけれど、思い出に浸れてリフレッシュできる…そんな公園です。
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更新日:2022年12月01日