市長の記者会見【平成30年10月2日の案件】

本市では、平成23年度より特産品や自然、歴史、文化などの地域資源を「佐野ブランド」と認証する事業を進めています。
現在の認証品が平成31年3月末をもって認証期間満了となることから、さらなる本市のイメージアップと認知度向上を目指し、来年4月より新しい「さのブランド認証制度」としてスタートすることになりました。
新しい「さのブランド認証制度」では、募集ジャンルを「佐野らーめん」「グルメ」「ギフト」の3つとし、市内で飲食できるものや「お土産」として使用できる商品を対象とします。
審査項目は、佐野らしさや商品性などの商品評価、地元への愛着やおもてなし、清潔感などの事業者評価など10項目ですが、毎年、年度別の評価テーマを設定することとし、今回は「SNS映え」としました。
認証期間は平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間で、認証品については「佐野ブランド・パンフレット」への掲載や、イベントなどで、PRし、本市の「イメージアップ」と地域経済の活性化を図ります。

この事業は、「人間国宝・田村耕一・陶芸館」での記念企画展、吉澤記念美術館での特別企画展の開催にあわせて、様々な記念事業を開催していくものです。
11月3日に文化会館において開催する本事業のメインイベントである「記念講演会・シンポジウム」では、工芸史家の「青木宏」先生や本市出身の 陶芸家で「東京藝術大学名誉教授」の「島田文雄」先生をはじめとした講師をお招きします。
また、12月1日に吉澤記念美術館で開催する「記念ギャラリートーク」では、陶芸家「佐伯守美」先生を講師としてお招きします。
その他にも、「佐野市役所・旧庁舎」に設置しておりました「田村耕一」先生が制作れた陶壁「伸びゆく佐野」の復元展示や陶芸体験教室、スタンプラリー等の開催を予定しております。
これらの事業をとおして、一人でも多くの人たちに「田村耕一」先生の功績、陶芸作品の魅力を知っていただきたいと考えています。