市長の記者会見【平成30年12月3日の案件】

(1) 洪水・土砂災害ハザードマップについて

「水防法」や「土砂災害防止法」の改正などに伴い、4年ぶりに、「洪水・土砂災害ハザードマップ」を見直しました。
見直した、主な内容は、国が管理する「渡良瀬川」「秋山川」「旗川」、県が管理する「秋山川」などの浸水想定区域が大幅に見直しされました。併せて、浸水する深さや、その継続時間、堤防決壊に伴う氾濫流による、家屋倒壊等氾濫想定区域なども公表されました。
これら最新の情報を、更新した「ハザードマップ」に反映しました。また、浸水想定区域や土砂災害警戒区域に位置する「社会福祉施設」や「病院」「学校」などを表示しました。
さらには、避難勧告など避難情報の内容や、その入手方法、非常持ち出し品など、平常時の備えとして学習していただきたい内容、洪水発生時における緊急時の避難行動など、さまざまな防災に関する情報を、分かりやすく、掲載いたしました。

(2) 株式会社さのスポーツキャピタルの設立

佐野市と佐野農業協同組合の2者が出資し、総合計画の「リーディング・プロジェクト」であるスポーツ立市を、持続的かつ効果的に推進するための、株式会社を設立することとなりました。
佐野市では、総合計画のリーディング・プロジェクトの一つに、スポーツ立市を掲げ、スポーツ・ツーリズムの推進による交流人口の増加と地域経済の活性化を目指し、様々な取組みを進めています。
これまでは、佐野市スポーツ・ツーリズム協会を中心に、スポーツ大会、スポーツイベントの招致や、来訪者へのおもてなしなどを行っていましたが、任意団体という組織の限界もあり、十分な成果を挙げられませんでした。
また、佐野市スポーツ・ツーリズム協会の運営は、市の財政や人的支援に頼るところが大きく、今後は自主財源の確保など、自立した活動を展開することが課題になってくると考えています。
そのような点から、現在の活動を充実して、持続的に進めるには、業務内容や経営手段を見直す必要がありました。
そこで、この度、株式会社さのスポーツ・キャピタルを設立し、スポーツビジネスの専門家のもとで観光や農業など、市内の様々な「資源」と「スポーツ」をかけ合わせた魅力的な事業の実施や、地元スポーツを盛り上げるための取り組みなどを、ビジネスの視点を取り入れ、収益化を図りながら実施することを目指しました。
組織の自立はもちろんですが、顧客にも利益をもたらす、有益で持続的な経営が実現できるものと考えております。

(3) 移住・定住地域おこし協力隊の委嘱

佐野市長とお笑い芸人のテルさんが任命書を片手で一緒に持ち笑顔で記念撮影をしている写真

第2次佐野市総合計画の推進テーマである定住促進を進める上で、新たな協力隊員として、お笑い芸人の「テル」さんを、任命しました。
本名は菊池輝一さんで、「ものまね」を得意とされ、「ロバート・デ・ニーロ」のものまねで、大変有名になった方です。移住・定住につながる本市の魅力を、芸能界での経験を活かしながらPRしていただけることに期待し、このたび、委嘱をさせていただきました。
また、テルさんは、佐野ブランド大使の「ダイアモンドユカイ」さん、佐野ブランド応援団長の「こにわ」さんと、同じ芸能事務所の所属ですので、揃っての活躍を期待しているところでもあります。

「地域おこし協力隊」の活躍によって、本市への移住・定住の機運が高まり、本市で暮らすことの価値が、市内外に、より広く認知されていくことに期待をしています。

(4) 佐野ふるさと特使の委嘱

制服を着た堀優衣さんと握手をしている佐野市長の写真

佐野ふるさと特使は、市の魅力、実力、潜在力などを、市の内外に積極的にアピールし、イメージアップを図っていただく役割をお願いするもので、本市の「シティプロモーション」の、強力なサポーターともいえる方々です。
そのため特使には、本市出身者、または本市にゆかりのある方で、政界、経済界、芸能、スポーツなど、各界において活躍されている方に就任していただいております。現在は、歌手のダ・カーポさん、プロ野球の石井琢朗さんなど、15名の方々に、ご就任いただいているところです。

今回、新たな佐野ふるさと特使として、歌唱力を競うテレビ番組にて優勝を重ね、最強高校生として、幅広く活躍をされている「堀 優衣」さんに、12月1日付で、ご就任いただくものです。
堀 優衣さん本人の歌で地域をPR・活性化したいとの思いから、「佐野ふるさと特使」をお引き受けいただくこととなりました。
堀 優衣さんが、佐野ふるさ特使に就任していただけることは、佐野市の魅力発信の更なる強化を図ることができるものと、大いに期待しているところです。

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更新日:2019年12月02日