市長の記者会見【令和元年9月2日の案件】

(1) 佐野市「地方で輝く」を見つける“しごと"の移住プロモーション事業について

本市の総合計画の推進テーマに掲げております「定住促進」に向けた取り組みとして、「地方で輝く」を見つける“しごと"の移住プロモーション事業を実施します。
本事業は、国の地方創生推進交付金を活用した事業で、移住・定住の促進と移住に不可欠な「仕事に就くこと」を支援するものです。
事業概要としては、本市ならではの仕事である「佐野らーめん」に焦点を絞り、ラーメン店の開業と移住を支援する組織の設立と運営、プロモーション動画やSNSによる情報発信、体験モニターツアーなどの実施を予定しています。
仕事と住居を斡旋し、移住者の増加につなげる取組みは、本事業の最大の特徴でありますが、運用は業務委託とし、今後行うプロポーザル方式により委託事業者を決定しますので、事業者が決定し、事業の詳細が決まり次第、順次情報を発信していきたいと考えています。

(2) 佐野市みなとオアシス運営協議会の設立について

「みなとオアシス」とは、「みなと」を中心に、住民参加による地域振興の取組を通じて、地域住民の交流や観光振興による地域の活性化を目的とした、国土交通省が推奨する制度です。
本市では、「みなとオアシス」への登録を進めるため「佐野インランドポート」「佐野プレミアム・アウトレット」「道の駅どまんなかたぬま」「佐野駅前交流プラザ・ぱるぽーと」と連携し、協議会を立ち上げました。
なお、登録の申請が完了しますと、内陸の「コンテナデポ」としては、全国でも初の「みなとオアシス」の誕生ということになります。
 今後の活動については、地域住民、観光客、クルーズ旅客等が交流するイベントの開催や、地域の観光や交通に関する情報の提供、休憩場所の提供、特産物販売のほか、災害時における地域住民への支援などについても行っていきたいと考えています。 

(3) 佐野・芦屋文化交流事業5周年に伴う関連事業の開催について

親善都市である福岡県芦屋町と本市の鋳物関係者や、文化関係者による相互交流が行われて、今年で5年目となることから、佐野と芦屋の現代作家による作品、約20点を一堂に集めた「鋳金作品交流展・令しの和の美」を、佐野市と芦屋町で、それぞれ開催します。
また、この事業に関連して、「文化遺産を活用したまちづくりシンポジウム」の開催や、「佐野市民大茶会」に、天明釜と芦屋釜を使った茶席を、それぞれ設けるなど、佐野と芦屋の交流を更に深めていきたいと思います。

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更新日:2019年12月02日