市長の記者会見【平成31年4月の案件】

(1) 特殊詐欺対策電話機等購入費補助金について

近年、「振り込め詐欺」等の特殊詐欺の手口は、年々複雑化・巧妙化し、被害が後を絶たない状況にあります。
昨年の本市の「特殊詐欺被害」は、被害件数は18件で、被害総額は約2,830万円です。
そこで、平成31年度及び平成32年度の2年間、特殊詐欺被害防止に効果のある「特殊詐欺対策電話機等の購入者へ、その購入費の一部を、補助する事業を行います。
市内の満65歳以上の、高齢者世帯を対象に補助を行い、被害が1件でも防げるよう、特殊詐欺対策電話機等の普及、促進を図ります。

(注意)詳細は下記リンクをご覧ください。

(2) 佐野のグルメと田舎暮らしの見本市について

本市の食と移住につながる暮らしの魅力をPRするため、4月17日に東京・日本橋の
「日本橋プラザビル南広場」において、「佐野のグルメと田舎暮らしの見本市」と称して、イベントを実施します。
イベントでは、新たなブランド認証品や、特産品の販売、PRを行います。また、移住・定住地域おこし協力隊員の、テルさんが参加し、佐野暮らしの魅力を存分に広めてくれることと期待しています。
佐野ブランドキャラクター「さのまる」も参加して、会場を大いに盛り上げてもらいます。今回は、日本橋という国内最大の「オフィス街」ということで、会場を訪れる方は、サラリーマンやOLの方が中心と思われます。いわゆる生産年齢人口に当てはまる、「若い世代の方達をターゲット」に、佐野ブランドの、さらなる普及と、移住先に選ばれる佐野市を念頭に、本市の魅力をしっかりと広めます。

(3) 小学校教員海外派遣研修事業について

本事業は、小学校教員の資質の向上、特に英語を「話す力」「聞く力」を、高めることを目的に行います。
具体的には、本市の英語教育を推進する中核的な小学校教員を、フィリピンのセブ島にある語学学校に派遣して、外国人講師によるマンツーマンでの短期集中型の英語研修を実施します。
実施時期は、夏季休業中の1週間程度で教育委員会1名、教員6名の、計7名程度の派遣を予定しています。
事業の運営管理については、佐野市国際交流協会に委託し、研修に係る費用については、個人負担の半額程度を補助いたします。
研修に参加した教員には、学んだことを日常の授業に生かしていただくとともに、研修等を開催して、他の先生方にも伝達していただくことにより、本市の英語教育を、より一層、充実させたいと考えています。

(4) 小中学校のトイレ洋式化事業について

本市の小中学校の校舎は、多くの学校が古くトイレも和式トイレが主流になっており、県内でも洋式化率が最下位に近い状況となっています。
子どもたちが、健やかに育つ環境は欠かすことができないことから、安心して学べる教育環境の整備の一環として、各小中学校の和式トイレを洋式トイレに改修して、トイレの洋式化率を、平成31年度から2か年で50%以上にすることを目標に、トイレ洋式化事業を実施します。
対象校は、平成32年度開校予定の田沼西中学校区及び、平成34年度開校予定の葛生常盤中学校区の小中学校並びに、現時点で洋式化率が50%以上の学校を除いた小学校15校、中学校6校、合計21校を予定しいます。
平成31年度においては、小学校5校の65基、中学校3校の50基の和式トイレを、洋式トイレへ改修する工事を実施します。
それにより、洋式化率は、平成30年度当初、30.6%から40.2%になる予定です。

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更新日:2019年12月02日