市長の記者会見【令和2年6月30日の案件】

新型コロナウイルス感染症に対する市の対応状況について

6月19日より、全国の移動自粛が解除になったことで、県をまたぐ自由な往来が可能となりました。市内では、人の行き来が増加し、店舗なども徐々に賑わいが戻ってきており、市有施設におきましても、感染防止対策を徹底することを条件に再開しています。

一方、ここ数日、宇都宮市で新たに10名の感染が確認されるなど、再び感染拡大の恐れが高まっていると認識しており、本市としましては、新型コロナウイルスに対する警戒を緩めることなく、新しい生活様式の実践や業種ごとの「感染症 拡大予防 ガイドライン」を引き続き遵守していただくようお願いをしています。

医療体制につきましては、市内に「地域外来・検査センター」が設置され、「PCR 検査体制」の強化が図られました。
今後も、第2波に備え「PCR 検査数」のさらなる拡充など、医療体制の確保に努めてまいります。

一方で、感染拡大防止と第2波・第3波への備えに取り組みながらも、経済を徐々に回復していかなければなりません。
このため、本市で実施している個人や事業者向けの支援事業をご活用いただき「感染の予防」と「経済の回復」の両立に繋げていきたいと考えています。
一例として、営業や外出自粛の影響を、大きく受けた市内飲食店を支援するための「プレミアム付・食事券」の申込みを、7月1日より開始します。
 

佐野クリケットチャレンジ!!!再始動について

今年度の佐野クリケット・チャレンジは、昨年度までの民間公募マネージャー体制を変更し、本市が主体的に事業進捗を管理するため民間事業者へ業務委託により実施しております。

事業者は、3月末にプロポーザルにより選定され4月初旬から新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、さまざまな角度から検討し、このたび今年度の事業計画がまとまりました。内容は、「佐野市国際クリケット場利活用の活性化」をはじめ、4本柱で進めていくものです。

この中で、まもなく始動する2つの事業について、説明します。ひとつは、ローカルビジネスの創出についてです。クリケットをきっかけに地域を盛り上げる新しい商品やサービスを広く募集し、実現性の高いものについて専門家による助言・支援を行い本格的な稼働につなげていくものです。

これは、資料のとおり7月8日の水曜日、11日の土曜日に計4回の説明会を実施し、そのうち2回はウェブセミナーとして配信もします。

次に、佐野駅前にオープンする「クリケットカフェ」についてです。ここは、国際クリケット場の来場者のまちなかへの回遊と、本プロジェクトの情報発信拠点を目的とし、クリケットプレーヤーのみならず多くの市民の方の「交流スペース」としても、活用していただきたいと考えています。このカフェでは、プロ野球からクリケット選手に転身し、日本代表強化選手団にも選出された「山本武白志」さんに店長を務めていただきます。店は7月9日にオープンし、当日9時15分から関係者のみでオープニングセレモニーを、開催します。

佐野市洪水・土砂災害ハザードマップの改訂について

本市の西側を流れている「旗川」が水位周知河川に指定され、洪水浸水想定区域図等が公表されましたので、本市の洪水土砂災害ハザードマップを改訂し、広報さの7月号の配布に併せ市内の全戸に配布します。

改訂した内容ですが、旗川流域が想定最大規模の降雨により氾濫した場合に、浸水が想定される区域および氾濫流等による「家屋倒壊等 氾濫想定区域」を新たに図示しました。また、令和元年東日本台風による浸水等の被害に基づき、浸水箇所等も図示しています。
なお、新たに示した旗川流域の洪水浸水想定区域内に位置する社会福祉施設や病院、学校などの施設は、佐野市地域防災計画に基づき避難確保計画や避難訓練の実施が義務化されることになります。

本市としましては、今回改訂した洪水・土砂災害ハザードマップを市民の皆さまに「見て」、「確認して」、「活用して」いただくことが重要であると考えており、今後、あらゆる機会を捉えまして、実効性ある周知と防災意識の高揚に取り組んでまいります。
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更新日:2020年11月04日