市長の記者会見【令和3年11月1日の案件】

本市では、栃木県が実施する「とちまる安心認証制度」による認証を受けた飲食店等に対し奨励金を交付することで、認証の取得促進に取組んでまいりましたが、更なる認証取得促進と認証店の事業継続を下支えするため「佐野安心認証グルメプロジェクト」を実施します。

本事業では、総額100万円の予算を新たに計上し、市内の認証店を掲載した「グルメマップ」を作成するほか、認証店を利用した際にもらえるシールを集めて応募すると、抽選で特典が当たる「シールラリー」を実施します。

今後、事業主体となる実行委員会を立ち上げ、11月下旬に掲載店募集を行い、12月下旬にマップの作成、来年1月下旬から3月末までにマップの配布、並びに シールラリーの実施へと展開してまいります。

飲食店の皆さまには、とちまる認証を積極的に取得していただき、市民の皆さまには、認証ステッカーの貼られたお店の利用、また、テイクアウトの積極的なご活用をお願いいたします。

がん患者の心理的・経済的負担を軽減するとともに、療養生活の質の向上を図り、社会生活を支援する目的に、医療用ウィッグ等を購入した費用の一部を助成する事業を9月補正で予算化し、開始しました。

佐野市に住民票がある方を対象に、がんと診断を受け、治療に伴う脱毛や乳房の切除等により医療用ウィッグや乳房補整具を、令和3年4月1日以降に購入した方に対し、購入費の10分の9に相当する額を助成するものです。

助成を受けるには、市税に滞納がないことの条件や、助成額の上限があり、医療用ウィッグが3万円、乳房補整具が2万円となります。また、それぞれ1人1回までの助成とします。

本市では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う 消費の落ち込みに対応するため、昨年5月にテイクアウトの取組みを行う市内飲食店等を支援する「さのまるテイクアウトプロジェクト」を始動しました。
専用ホームページの開設やテイクアウトマップの作成等、これまでに4度の支援策を通じ、プロジェクトに加盟するテイクアウト取組み店舗の利用促進を図ってまいりました。

プロジェクトの始動から1年半が経過し、市民のテイクアウトへの認識も浸透し、取り組む店舗も着実に増え続けていることから、プロジェクトによる支援の充実を図るため、11月から新たな加盟店を追加募集し、1月下旬にホームページへの掲載や更新を行うとともに、テイクアウト取り組み店舗を掲載したテイクアウトマップをリニューアルします。

また、プロジェクト加盟店の利用促進を図るため、加盟店には、加盟店の目印となる赤いのぼり旗を設置し、市民の皆さまへ広く周知を行ってまいります。

本市では、令和元年東日本台風や新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえ、特に、市民の皆さまの安全安心を特に重視した佐野市版スマートシティである「佐野市スマートセーフシティ構想」に取り組んでおりますが、このたび、その第一弾として、健康まち歩きアプリ「サノコレ」をスタートしましたので、お知らせします。

この「サノコレ」は、「ビットにゃんたーず」という、現実世界を歩いて、冒険をする位置情報ゲームアプリを活用し、市内を歩くことで、アイテムを集め、歩数やアイテムの獲得状況でポイントが得られる仕組みです。この獲得したポイントにより、市内で利用できる地域商品券などの賞品に応募することができます。

コロナ禍の影響により、運動不足になりがちな状況ですが、本アプリを活用することで、ゲーム感覚で楽しみながら、市民の皆様の健康維持増進や「まちの 再発見」につなげてまいりたいと考えております。

11月は佐野ブランド認証品をテーマとし、重点チェックポイントに設定しております。
この重点ポイントは月替わりで設定し、継続的に楽しめるものとしております。

また、アプリ内では、毎日できるストレッチ動画や健康に関するアンケートなども用意してあり、得られたデータなどは、今後の健康増進施策の参考にさせていただきます。

また、11月7日(日曜日)には、寺中町防災会において、自主防災訓練が開催されますが、こちらでは、寺中町会の協力も得ながら、デジタル技術を活用したハザードマップや、避難所におけるサーモグラフィカメラや非接触型受付システムなどの実証実験を実施します。

将来的には、こういった取り組みを通じて得られたデータを有効活用できるよう、データ連携基盤の構築などにも取り組んでまいります。

本市の接種状況ですが、10月28日現在で、1回目の接種を受けた方は、90,227人で76.9％、2回目の接種を終了した方は、75,911人で64.7％です。
本市では、11月末までの接種完了を目指しておりますので、1回目の個別接種および集団接種は、11月7日までで終了とします。

次に、11月末の接種完了以降の接種体制についてですが 11月7日以降に誕生日を迎え12歳になる方、また、さまざまな事情から、まだワクチン接種が行えていない方もいらっしゃいますので、そういった方を対象にイオンタウン佐野会場で接種を実施してまいります。

また、3回目の追加接種についてですが、2回目接種から概ね8カ月以上経過した者を対象とし、12月より医療従事者から開始できるよう体制の準備を進めております。

佐野らーめん、いもフライに続く、第三のご当地グルメ「佐野黒から揚げ」が、全国のミニストップ約2000店舗において、11月3日(水曜日)より販売が開始されることになりました。

去る10月8日には、パパプロe街佐野奉行所の皆さま立ち合いのもと、ミニストップ株式会社 藤本明裕社長とオンラインで面会し、販売される商品を各々実食し「佐野黒から揚げ」としてのお墨付きとなる認定書を、奉行所を代理して私から交付させていただきました。

この販売にあたっては、ミニストップ株式会社において、今後さまざまなプロモーションが実施される 予定ですが、つい先日、その一環として、ミニストップ店内で放送される商品紹介アナウンスについて、私自身の声で収録をさせていただきました。

また、商品名「佐野黒から揚げ」で販売されることから「佐野市」の認知度を高める絶好の機会と捉えております。今後とも、本市の魅力を多くの人に知っていただけるようシティプロモーション活動を実施してまいります。

また、本日は実際に店頭にて販売される佐野黒から揚げをご用意いたしましたので、ご賞味いただき、味の感想を含めて、広くご周知いただけますようよろしくお願いいたします。