市長の記者会見【令和4年5月2日の案件】

(1)商業施設への期日前投票所の設置について

市では、これまで選挙の際の期日前投票所として、佐野市役所、田沼行政センター、葛生行政センター、赤見地区公民館の4箇所を設置していました。

令和4年度は、7月25日に任期満了を迎える「第26回参議院議員通常選挙」において、今までの4箇所に加えイオンモール佐野新都市内に新たに期日前投票所を設置します。イオンモール佐野新都市内に設置する期日前投票所は、選挙期日の6日前の月曜日から選挙期日前日の土曜日までの6日間開設いたします。時間は午前10時から午後7時までを予定しています。

多くの市民の皆さまが訪れる大型商業施設のイオンモール佐野新都市内に期日前投票所を設置することで投票の利便性を高め、投票率の向上を図ります。
国政選挙、地方選挙を通じて投票率が低下傾向にある中、本市としては、有権者が投票しやすい環境を一層整備したいと考えています。

(2)ヤングケアラー対策事業について

市では、ヤングケアラーの社会的認知度向上及びヤングケアラーと思われる子どもやその家庭の早期発見と適切な支援につなげることを目的に、令和4年度から県内初の「ヤングケアラーコーディネーター」を配置しました。

このヤングケアラーコーディネーターが、学校や教育センター等の関係機関と連携することで、一体的な支援体制の構築を図っていきます。また、教育現場のみならず福祉、介護、医療現場などにおいてもヤングケアラーの概念を認知してもらい、早期発見につながるよう啓発活動を実施していきます。

ヤングケアラーである子どもたちを早期発見し適切な支援に結びつけることで、年齢に見合わない重い責任や負担を軽減させ、勉強や部活動、友人と過ごす時間を取り戻し、子ども自身が持つ能力を最大限発揮できるように、そして子どもが子どもらしくいられるように本事業を進めていきます。

(3)新型コロナワクチン接種状況等について

12歳以上の3回目接種状況ですが、5月2日現在で、接種人数57,591人、接種率60.8%となっています。

65歳以上の接種につきましては、概ね完了しておりますので、今後、現役・若者世代の接種を加速するために、対象者のニーズにあった5つの取組みを実施してまいります。

1つ目は、団体接種です。集団接種会場のイオンタウン佐野において、市内の企業・各種サークル等の団体5人以上を対象とした接種を、5月15日(日曜日)から実施します。予約は本日から佐野市新型コロナワクチンコールセンターにて受け付けします。

2つ目はファイザー社製ワクチンでの集団接種です。かかりつけ医を持たない若者世代の接種を促進するため、武田/モデルナ社製ワクチンに加えて、ファイザー社製ワクチンでの接種を実施します。また、12歳から17歳の方専用の会場も設けます。

3つ目は予約なし接種です。事前に予約を立てにくい方の接種機会を確保するため、5月27日(金曜日)から3日間、直接、イオンタウン佐野会場にお越しいただいた方を対象に接種を実施します。

4つ目は働く世代の接種を促進するための夜間接種です。こちらは3月より実施していますが、好評をいただいていますので、5月につきましても実施します。

5つ目は外国人の接種の促進ということで、多言語チラシを作成し、対象者に郵送します。

最後に4回目接種について、3回目接種から5カ月以上経過した60歳以上の方及び18歳以上の基礎疾患のある方等を対象とし、5月26日より接種券を発送できるよう準備を進めていますので、詳細が決まり次第お知らせします。

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更新日:2022年06月30日