市長の記者会見【令和4年5月31日の案件】

(1)地域アプローチによる少子化対策に関する調査研究モデル事業について

佐野市は他の地方都市と同様に人口減少傾向が続いており、特に出生率の低下や若年層の東京圏への転出が顕著になっている状況を踏まえ、ライフステージごとに本市の課題を整理、深堀りし、それぞれに対応した分野横断的な取り組みの検討を進めています。

こういったなか「内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局」が実施する「令和4年度地域アプローチによる少子化対策に関する調査研究モデル事業」のモデル自治体として本市が選定されました。

少子化対策に関する分野横断的な取り組みを検討するにあたり、世代の当事者である若者の率直な意見を吸い上げるということが重要であると考えており、そういった視点で将来の佐野市を担う意欲ある若手職員に声をかけさせていただき、同事業のプロジェクトチームを立ち上げ、今月24日にキックオフミーティングを実施しました。

今年度は、本プロジェクトチームメンバーがワークショップ形式で、本市の置かれて いる現状の把握と課題分析を行い、その課題解決に向けた事業の提案をおこなっていただきます。

若手職員らしい既成概念にとらわれない斬新かつ柔軟な発想により、成果を重視した研究や実践活動をおこない、結婚、妊娠、出産の希望を叶え、安心して子育てができるまちづくりにつながることを期待しています。

(2)佐野市スポーツ施設ネーミングライツ・パートナー募集について

令和2年11月に策定をした「佐野市ネーミングライツ導入に関する基本方針」に基づき、6月1日から市有施設に愛称を付ける権利であるネーミングライツを取得する企業または団体の募集を開始します。

対象とする施設は「佐野市運動公園内のスポーツ施設7か所」「アリーナたぬま」「田沼グリーンスポーツセンター」「栄公園」の10施設で、契約期間は令和4年8月1日から令和9年3月31日までの4年8ヵ月間です。

本年開催される「いちご一会とちぎ国体・いちご一会とちぎ大会」の会場となっている施設もあり、企業等においては命名した愛称が市の広報活動やイベント等を通じて、メディアに取り上げられることにより企業名や商品名等の宣伝効果が期待できます。

また、本市としては市有施設を有効活用し、新たな財源を確保することにより良好な施設環境を安定的に提供するとともに、健全な財政運営が図れるものと考えています。

(3)新型コロナワクチン接種状況等について

新型コロナワクチン接種状況等について、12歳以上の3回目接種状況は5月31日現在で、接種人数66,927人、接種率70.6%となっています。
65歳以上の方の接種については概ね完了していますので、現役・若者世代の接種を加速するため、引き続き集団接種会場においては、市民の方からの要望の多い夜間接種、予約なし接種を実施しています。さらに、予約率の高いファイザー社製ワクチンの実施日を増やし、接種を推進します。

次に4回目接種についてですが、4回目接種の対象者は、3回目接種から5か月経過した方のうち60歳以上の方及び基礎疾患、その他重症化リスクが高いと医師が認める18歳から59歳の方となります。対象者は、60歳以上の方については約38,000人、基礎疾患を有する方等については、約4,000人を想定しています。接種券は、60歳以上の方は5月26日から、5か月経過した方に順次発送をしています。
基礎疾患、重症化リスクが高いと医師が認める方については、接種券の発行申請が必要となります。

接種予約については、接種券が届き次第、市内51か所の医療機関及び集団接種会場のイオンタウン佐野会場、田沼中央公民館会場の予約が可能となっております。

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更新日:2022年06月30日