市長の記者会見【令和4年9月1日の案件】

(1)「ゼロカーボンシティさの」キックオフイベントについて

令和2年10月に、国は2050年までに「温室 効果ガス」の排出を全体としてゼロにする「カーボン・ニュートラル」を目指すことを宣言しました。
このことを受け、本市においては、脱炭素社会の実現に向けて「2050年・二酸化炭素排出・実質ゼロ」に取り組む「ゼロカーボンシティさの」を表明し、それにあわせ、キックオフ・イベントを開催します。
キックオフ・イベントは、10月7日(金曜日)の 午後1時30分から、佐野市文化会館・大ホールで行い、「ゼロカーボンシティ宣言」の表明や、環境省職員に よる「記念講演」、脱炭素に特化した「連携協定締結式」そのほか「セミナー」や「展示」を予定しています。
2050年までに「カーボン・ニュートラル」を 達成するためには、市民・事業者・市が一丸となって 取り組んでいかなければならないと考えており、 今回の宣言は、その取組みの第1歩になります。
なお、本市では、今後の脱炭素社会の実現に向けて、新たな取り組みを開始するため、「ネット・ゼロ・ エネルギー・ハウス化・支援事業」を創設し、住宅の ZEH(ゼッチ)化を支援することで、温室効果ガス排出量の削減を推進していきます。
本事業については、市議会9月定例会において、議案が上程される予定です。

(2)佐野市パートナーシップ宣誓制度について

本市では、「佐野市パートナーシップ宣誓制度」を 導入し、本日9月1日より制度を開始しました。
この制度は、一方または双方が性的マイノリティで ある、お二人が、互いを人生のパートナーとし、相互に協力し、継続的に共同生活を行う対等な関係であることを市長に宣誓し、証明書を交付する制度です。
婚姻制度と異なり、法律上の効果が生じるものではありませんが、お二人の思いを尊重するとともに、 お互いを人生のパートナーとして、自分らしく生き生きと生活されることを、市として応援するものです。
制度の概要については、パートナーシップ宣誓制度を 利用できる方、宣誓手続きの流れ、宣誓された方に 交付する「宣誓証明書」と「宣誓証明カード」、その 利用先を掲載しています。
行政サービスとしては、市営住宅の入居条件の適用、市営墓地の承継、さらには、若者等移住定住促進奨励金の対象となります。市職員の厚生会事業については、 市職員向けの事業にはなりますが、取り組みをお知らせすることで、民間への波及を期待しています。
民間のサービスとしては、市内医療機関である「佐野医師会病院」「佐野厚生総合病院」「佐野市民病院」で、面会などに利用することができます。
また、本日、栃木県においても「とちぎパートナー シップ宣誓制度」を開始しました。県と連携し、本市で宣誓された方も、県が実施するサービスが利用可能と なっています。
本市としては、「佐野市パートナーシップ宣誓 制度」を導入することで、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指していきます。
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更新日:2022年10月12日