市長の記者会見【令和5年8月31日の案件】

(1)第31回さの秀郷まつりの開催について

今年度4年ぶりに、さの秀郷まつり9月16日(土曜日)に開催します。新型コロナウイルス感染症の影響により、直近3年間は、まつりを開催することができませんでしたが、令和4年度に「さの秀郷まつり検討部会」を設置し、今年度以降のまつりの開催方針について検討してきました。そして「さの秀郷まつり検討委員会」および「さの秀郷まつり運営委員会」において委員の皆様にご承認をいただき、9月16日(土曜日)に1日での開催ということが決定しました。

内容については、午前9時45分からのオープニングイベント「さの秀郷太鼓保存会」による和太鼓演奏で幕を開け、佐野ブランド大使DOTAMAさんのライブが午前中にあります。午後1時からは新たな企画である「ちびっこさのまる音頭」で、小さなお子様にも気軽に参加していただけるようなイベントを用意し、さのまると佐野ブランド姫の福士奈央さんと一緒に、さのまる音頭を踊るほか、子どもたちが楽しくなるような工夫をこらします。午後2時からは、恒例の市民総おどりを実施します。今年は「市民総おどりの部」そして「よさこいの部」の2部構成により行います。また、親善都市である滋賀県彦根市のキャラクターひこにゃんも駆けつけ、おまつりを盛り上げていただきます。

夕方には、みこし・おはやし巡行で会場内のボルテージは最高潮に達し、今回の目玉として市役所の建物をスクリーンとして映し出すプロジェクションマッピングを初めて実施します。藤原秀郷公を称えることができるよう「大百足退治」の物語を現代に蘇らせフィナーレを迎えます。

その他にも、ステージ出演など様々な催しを用意しています。

さの秀郷まつりチラシ

(2)佐野市むらづくりそばスタンプラリーの開催について

本市の中山間地域(奥佐野)は、良質な水と山あいの気候を活かし、そばの生産が盛んな地域です。市内には、地元のむらづくり団体が運営する4か所の農村レストランがあり、地粉を使った手打ちそばが一番の自慢です。常連のお客様も多く、仙波そばに代表されるように、そばは本市の魅力ある地域資源の一つです。

佐野市むらづくり推進協議会では、これまでKONOIKEグリーンフィールド(田沼グリーンスポーツセンター)を会場にそばまつりを開催していましたが、近年は新型コロナウィルス感染症拡大により、開催中止が続きました。そばまつりの再開を模索する中で、より多くの方に奥佐野の美味しいそばを楽しんでいただく方法を検討し、今年度から各農村レストランを会場とするスタンプラリー方式のイベントとして実施することにしました。

これにより、お客さまに農村レストランに直接来ていただくことで、奥佐野への人の流れの促進を図っていきます。このスタンプラリーでは、4か所すべてのお店のスタンプを集めて応募いただくと12月に行われる抽選で、佐野市のいちごをはじめとする農産物や農村レストランなどの利用券が当たります。利用券は、農村レストランのほか、むらづくり団体やJAが運営する農産物直売所などで来年2月まで利用いただけるもので、スタンプラリーが終わった後も、再度、奥佐野への人の回遊を促すものとしています。

また、このスタンプラリーにより農村レストランのそばの食べ比べだけではなく、そこに行くまでの道のりにある季節の風景や周辺の観光施設、あるいはその先にある自然の中でのフィッシングやハイキングなどにも楽しみを拡げていただき、奥佐野の様々な魅力を体感することで、リピーターを増やすきっかけとなることを期待しています。

今回のそばスタンプラリーのPR動画を中山間地域おこし協力隊員の中島康雄さんの協力により作成しました。SNSでの配信、ぱるぽーとやイオンモール佐野新都市の デジタルサイネージでも放映予定します。動画にも出てきますが、9月下旬頃には農村レストランに向かう途中に、真っ白なそばの花畑が広がる風景が見られますので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。

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更新日:2023年08月31日